送電線鉄塔です。畑の広がる場所なので、ズラズラズラーっと送電線が並んでいます。
この鉄塔の下になるのかな、赤坂遺跡のある場所。
2006年(平成18)年8月21日〜8月25日の期間、第22次調査が行われました。場所は、神奈川県三浦市初声町三戸字ハタ281番。鉄塔架け替え作業の時に、発見された遺跡です。
2つの溝が検出されましたが、後世に削土されており、出土遺物はかなり摩耗していました。微細な土器片のみが発掘され、1つの溝から壺形土器の口縁部が発見されました。出土品から、弥生時代後期の久ヶ原期に構築されたものだと考えられています。
他の溝は時期を示すような土器は見付かりませんでしたが、新旧関係から古い久ヶ原期の時期と考えられています。
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