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安楽寺


安楽寺

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
安楽寺
安楽寺

 真言宗高野山派のお寺、安楽寺。
 とてもこじんまりとした境内に、とてもこじんまりとした本堂が建っています。観光や史跡巡りとして行くような場所ではないですね。
 三浦市初声町和田にもかつて安楽寺がありましたが、下宮田にある安楽寺とは無関係のようです。和田の安楽寺は浄土宗のお寺で、国道拡張工事によって廃寺になりました。
 同じ下宮田にある妙音寺が兼務しているお寺のようです。
 京急の三崎口駅と三浦海岸駅の中間地点あたりに存在するため、どちらの駅から行った方が近いのか良くわかりません。バスも通っていないみたいなので、やっぱりどちらかの駅から歩いて行くことになるのかな?

写真撮影:2008年02月29日

安楽寺

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
安楽寺
安楽寺

 本尊の阿弥陀如来立像は、三浦市の指定文化財となっています。脇侍は聖観音菩薩立像、弘法大師坐像、不動明王坐像です。
 『初声村誌』、『寺院明細帳』によれば、宮田太郎貞明が建武年間(1334年〜1336年)に建立したとされています。
 その後、1685年(貞亨2年)、岩神村の田中吉左衛門(現田中勲家)が、近くの古屋敷という場所から現在の場所に堂宇を移して再建しました。
 途中、何回かの修復がなされ、1971年(昭和46年)12月、現在の本堂が建てられました。
 宮田太郎貞明は三浦一族のひとりで、佐原義連→佐原盛連→佐原時連→杉本宗明→三浦時明→三浦貞連→宮田貞明→宮田貞澄→宮田貞泰→宮田藤貞→宮田義三と続いていきます。宮田という名字から察するところ、この辺り一帯を治めていた一族であると考えられます。

写真撮影:2008年02月29日

階段

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
階段
階段

 歴史を感じさせる静かな階段。こういった雰囲気、結構好きです。人が通ることがなかったら、コケが一面に生えて緑色になってるんだろうなー。
 堂宇は普通の住宅に大きな屋根を取り付けただけという単純な構造ですが、こういった雰囲気はいいですね。

写真撮影:2008年02月29日

六地蔵

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
六地蔵
六地蔵

 いかり肩のお地蔵さんなので、ちゃんちゃんこを着ることができません(TωT)
 このような形式をした石仏は、舟形浮彫りと呼ばれます。境内には同じような舟形浮彫りの石仏がいくつかありました。縁起や由来については不明な部分の多い安楽寺ですが、古くから地元の人たちに信仰されてきたお寺なのではないでしょうか。
 石仏といえば地蔵と思われるほど多く存在し、中世では関西に多く存在し、近世には関東に多く存在します。大人から子供まで、村人に親しまれきたのが、地蔵菩薩です。
 地蔵信仰が民間に定着したのは、室町時代後期〜江戸時代。延命地蔵としての役目を持ち、冥界に行く者を救うとされていました。幼くして死んだ子供の墓石に刻まれることも多いです。
 六地蔵は六道救済のための地蔵で、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上のどこにいても救いの手を差し伸べるとされています。六地蔵の石仏は室町時代から始まり、江戸時代にはさまざまな形状の六地蔵が作られるようになりました。

写真撮影:2008年02月29日

石仏

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
石仏
石仏

 境内には、石階供養塔、寺子屋師匠の墓などがあるそうです。説明看板なども存在しなかったため、良くわかりませんでした。
 右側の膝肘を付いている石仏は如意輪観音みたいです。
 左側の板碑は、何か文字が彫られているみたいですが、風化してしまって読み取ることができませんでした。真剣に調べようと思えば読み取れるかもしれませんが、もしかしたら他人のお墓かもしれないし・・・
 手前の小さい石仏は、地蔵菩薩でしょうか。石の痛みが激しくて、形がわかりません。

写真撮影:2008年02月29日

石仏

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
地図
石仏
石仏

 お墓でしょうか、それとも何かの供養塔でしょうか。歴代住職のお墓かな?石仏が何基も並んで建っていました。それとも庚申塔関連の石仏かなー?
 とても大切に管理されているようなので、何かの石仏だとは思うのですが。
 資料がなくてねー(>_<)

写真撮影:2008年02月29日
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