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神社


神社

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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神社
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 いつの時代に勧請された神社なのでしょうか。名前すら存在しない神社。でもここには、昔の人が神様を大切にする気持ちは存在しているはず。
 畑の中に造られた神社なので、個人が勧請した屋敷神でしょうか。五穀豊穣を願って勧請された作神でしょうか。気になりますね。

写真撮影:2008年02月29日

神社

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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神社
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 とっても素朴な造りをした鳥居。赤く塗られた彩色柱を使っていれば、稲荷神社なのかなーなんて想像が付きますが、彩色はされておらず、天然木の皮を剥いだだけの白木柱のようです。
 鳥居の形式としては、神明鳥居に分類されるんじゃないのかな。伊勢神宮の鳥居が典型例ですが、もちろんサイズは違います。
 柱や笠木は皮をはいだだけの自然木の丸太を使用しています。柱は掘立で垂直に立っています。貫(ぬき)だけは角材で、柱の内側で止まっていて外側には突き出しません。この鳥居は小さいためか、貫と柱を固定するための、くさびは使っていないみたいです。

写真撮影:2008年02月29日

神社

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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神社
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 意外と立派な石垣で造られていました。石垣とするにはやや小さく、厚さのない石材を使用していましたが、綺麗に並べられていました。
 名前はなくても、かなり歴史のある神社なんじゃないかなー。とても大きな木が植栽されていました。樹齢100年以上とかになるのでは。その巨木の根の圧力で、石垣が崩れかけています。ですが崩れかけた石垣を、他の樹木の根が崩れないように抑え込んでいました。
 こういった石垣を見ていると、ジブリ映画の『天空の城ラピュタ』を思い出してしまいます。
 個人の屋敷内にある神社としては、規模が大きすぎるんですよねー。普通に考えると、ここまで立派な石垣を作る財力を農民が持てるとは思えないし。
 かといって、村の鎮守としては小さすぎるような気もします。この周辺の村人だけの小さなお社だったのかもしれません。

写真撮影:2008年02月29日

神社

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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神社
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 見たまんまではありますが、石祠です。このくらいのサイズになると、石祠としては大きな部類にはいると思います。ご神体は小産石ですが、勧請されている神様はわかりません。
 石祠の場合、時代の経過とともに、ひとつの石祠にいくつもの神様が勧請されたりすることもあるんですよ。
 石祠は当然のことながら作るのにそれなりのお金が必要になるので、庶民が勧請する祠はほとんどが木製。今でいうところの神棚や卒塔婆のような物でした。そういった木製の祠では風化に耐えることができないので、いつの間にか消えてなくなってしまいます。歴史に何も残さずに祭られ、消えていったお社も、たくさんあると思います。

写真撮影:2008年02月29日

神社

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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神社
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 かなり古そうですねー。石材が悪いのか、古いからなのか、痛みが激しい。
 左側は見ての通り、石製の祠です。小さな石塔ですが、この石塔にもちゃんと神様が祭られています。規模の小さな神社ともいえるかもしれません。
 謎なのが、右側の石塔。五輪塔か、宝篋印塔でしょうか。ちょっと良くわかりません。笠に使われている石の形も、石塔として造られた物なのか、それとも笠の部分が破損したため自然石を上に乗せただけなのか・・・。なんとなく、ただの漬物石のように見えてしまいますが(^^;)

写真撮影:2008年02月29日

子産石

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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子産石
子産石

 三浦半島ではご神体として祭られている事の多い、子産石。この神社でも、ご神体として子産石が祭られていました。
 子産石は三浦半島の西岸、横須賀市秋谷に小産石という場所があります。このあたりの地層から大小さまざまな丸石が出土し、この近くの丘陵の一部が宅地造成された際には、直径1mもある丸石が出土しました。
 1813年(文化9年)、加藤山寿が記した『三浦古尋録』によると、曲輪の浜に子産石という石から小石を分出する石があると記されています。遠い昔の人々は、同じ形をした大小さまざまな丸石を見て、小さい石は大きな石から生まれたと考えたのだと思います。
 この子産石は、縄文時代の遺跡からも発見されており、横須賀市佐島の一本松遺跡、逗子市の持田遺跡から見付かっています。この当時からお守り、紙の憑代として用いられていたようです。
 三浦半島各地でご神体として祭られていますが、三浦半島西部では正月行事のおんべ焼きに、子産石を火の中に入れていたようです。このためご神体として祭られている子産石の中には、黒く焼け焦げた物もあります。
 実は自分も、秋谷・芦名方面に行ったとき、海岸で子産石が落ちていないか探したのですが・・・。残念ながら見付けることはできませんでした。安産の神様、子宝の神様とされていますが、自分は子宝に恵まれないということでしょうか(^^;)。貝殻コレクターとしては、子産石はコレクションに加えておきたい一品です。ご神体を盗むわけにもいかないしなー。ドングリくらいの小さいのでいいんだけど。

写真撮影:2008年02月29日

池頭遺跡

京急三浦海岸駅下車 徒歩20分
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池頭遺跡
池頭遺跡

 たぶんだけどね、池頭遺跡だと思います。三浦市初声町下宮田字元屋敷の、標高36m前後の台地上に立地しています。この辺り一帯が、池頭遺跡になるみたいです。
 1976年(昭和51年)、神奈川県教育委員会の遺跡分布調査によって、縄文時代(時期不詳)と古墳時代〜古代の遺物が採集されています。
 遺跡の性格・範囲・詳細な時期など、不明な点の多い遺跡です。現在は畑地で、遺物は三浦市教育委員会で保管しています。

写真撮影:2008年02月29日
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