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巽櫓を取り囲むようにして造られている水堀のひとつ、桔梗濠です。内堀のひとつで、江戸城本丸に近いため防衛施設としては重要な濠のひとつです。私が撮影した写真では、左側に巽櫓の一部が映っています。桔梗濠の奥には、大手門(大手高麗門)の一部が見えます。
三浦半島観光地図:東京都千代田区千代田・巽櫓
三浦半島観光地図:東京都千代田区千代田・大手門
江戸城は日本国内最大規模の城郭で、江戸城外廓の面積は約2082万uにも及びます。豊臣秀吉が築いた大阪城は、江戸城のうち廓にスッポリと収まってしまうほどの大きさです。
水深は約2m、幅は約45m、石垣の高さは約6.5mです。ここを泳ぎ渡ろうとした人が皇宮警察によって逮捕されていることからもわかるように、江戸城のように幅の広い水濠は堅牢な防衛施設です。甲冑を着ていたら、船を使わないと渡ることができません。
御濠を泳いで逮捕される人、たまにいるんだよね(^^;)。どこまでが泳いでもいい場所で、どこからがダメなのか、一般人にはあまり知られていないと思います。実は私も、その線引きが良くわかりません。だからといってどこまではギリギリ泳ぐことができるのか、試してみようとは思いませんが・・・
桔梗濠では、コブハクチョウなどの水鳥が飼育されているようです。
身近な野鳥図鑑:コブハクチョウ |
写真撮影:2008年04月06日 |
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