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日比谷濠


日比谷濠

JR東京駅下車 徒歩10分
地図
日比谷濠
日比谷濠

 皇居の外側を囲むようにして造られている日比谷濠。現在では外堀のようになっていますが、日比谷濠は江戸城の内堀になります。かなり幅が広く、規模の大きな水濠です。
 馬場先門跡から写真を撮影しました。左側に見える茶色の建物は、帝国劇場です。その先に見えるのが、DNタワー21で旧・第一生命館です。
 緑豊かで開放的な皇居外苑から一歩出るだけで、所狭しと高層ビルが立ち並ぶ大都会です。
 あまり歴史に興味のない人は、御濠は天皇陛下の皇居のために作られたと思っているかもしれませんが。江戸時代の徳川幕府が置かれていた江戸城を守るための防衛施設のひとつです。
 徳川家康の江戸城入城時には、日比谷近辺は、入り江の海岸線で日比谷入江と呼ばれていました。神田山切崩しや、半蔵門から桜田門にかけて桜田濠が掘られ、その土で日比谷の入り江の埋め立てが行われ、埋立地には大名屋敷が造られていきました。
三浦半島観光地図:東京都千代田区皇居外苑・桜田門
 日比谷濠は、日比谷入江の埋め立てと江戸城普請によって、1608年頃に完成しました。
 現在の日比谷交差点には、日比谷御門があました。近縁に屋敷を構えている大名たちは、日比谷御門をくぐり日比谷濠に沿って桜田門か馬場先門に進みます。
三浦半島観光地図:東京都千代田区皇居外苑・馬場先門跡

写真撮影:2008年04月06日

日比谷濠

JR東京駅下車 徒歩10分
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日比谷濠
日比谷濠

 どこの御濠でも同様ですが、外来種、特にブラックバスやブルーギルなどの外来生物の問題、水質悪化の問題を抱えています。
 1906年(明治39年)、日露戦争の戦勝を記念して皇居外苑を縦断する凱旋道路が造られたため、皇居外苑南側に土橋の祝田橋が架けられました。祝田橋によって日比谷濠は東西に分断されてしまい、桜田門がある西側は凱旋堀と呼ばれるようになり、東側のみが日比谷濠と呼ばれるようになりました。
 日比谷濠は皇居外苑角部で西方向と北方向のL字形になっています。かつてはL字形の角の部分に、隅櫓が設けられてありましたが、残念ながら現在はありません。
 日比谷濠の南側の晴海通りの向こう側に、有名な日比谷公園があります。西側の日比谷通り沿いには帝国劇場、丸の内警察署、ザ・ペニンシュラ東京、DNタワー21があります。DNタワー21は旧第一生命会館で、太平洋戦争後のGHQ統治下時代はGHQ本部となり、マッカーサーと昭和天皇が会見した場所です。

写真撮影:2008年04月06日

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