和田倉門交差点は、車道の幅が広いので、信号を渡るのも大変です。距離が長いわりに、青信号が短いんだよね。青信号がピカピカしたら、渡り切る前に赤信号に変わってしまいます。三浦半島では、こんなに幅の広い道路はないからなー。
幅の広い道路が作られた理由は、関東大震災の教訓によります。
帝都復興院の関東大震災後の震災復興再開発事業の一環として、皇居の和田倉門から東京駅に通じる幅員73mの東京市を代表する広規格道路道路として建設されました。
道路中央から高速車線、イチョウ並木、緩速車線、歩道の配置でした。その後、中央車線は天皇の行幸と信任状捧呈式に向かう外国大使の送迎の車馬が通行する時にのみ使用される専用道となり、一般車の通行は禁止されました。
信任状捧呈式で馬車を使用する国は、日本以外では、イギリス、オランダ、スペインなど、ごく一部の国に限られています。 |
写真撮影:2008年04月06日 |
|