重厚感ある、歴史のありそうな建物を発見。なんとなくどこかで見たことがあるような、そんな感じの建物です。アニメや映画などで、出てきそうですねー。
三菱財閥の明治生命保険が業務の拡大にともなって、1928年(昭和3年)、当時の三菱第2号館に隣接して新社屋を建設することが決まりました。指名コンペ方式で、岡田信一郎の案が採用されました。岡田信一郎の提案で、旧社屋も取り壊しての建設となりました。構造設計が内藤多仲。一級建築士・姉歯秀次による物件ではありません。
1930年(昭和5年)9月に起工し、1934年(昭和9年)3月31日に竣工しました。
太平洋戦争後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によって接収され、アメリカ極東空軍司令部として使用されました。
1956年(昭和31年)、アメリカ軍から返還されました。
1997年(平成9年)、昭和の建造物としては初めて、重要文化財の指定を受けました。
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写真撮影:2008年04月06日 |
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