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伊勢町町内会館 |
伊勢町観音は、かつては走水小学校の建つ破崎に祀られていました。しかし明治30年頃、軍の都合によって走水口付近へ移されてしまいました。その後、伊勢町町内会館に安置されています。
地元ではポックリ観音として信仰されており、像高は61cm、漆箔玉眼入りの寄木造で、宝冠を戴く立像です。
ほう裳の折り返し、宝髪、姿形から宋風の影響を強く受けています。江戸時代に鎌倉仏師によって彫られたものと考えられています。優れた作風は、三浦三十三観音に並び称されています。
伊勢町町内会館は屋根に擬宝珠を戴く観音堂造りで、観音の御詠歌は「坂越えて、まいれば、伊勢の観世音、ちとせもここに、松風の音」です。
なお、拝観には予約が必要とのことです。
バス停伊勢町下車 徒歩4分 |
伊勢町町内会館の写真 |
大津探訪くらぶによる伊勢町町内会館の説明看板はあったんですが、実際の伊勢町町内会館を見付けることはできませんでした。町内会館の外観の写真だけでも撮影しておきたかったんですが・・・
誰かきっと優しい人が、私を伊勢町町内会館まで連れて行ってくれたり、走水や観音崎を案内してくれることでしょう。
再び訪れる機会に恵まれたので、案内板の写真を撮影してきました。
前回から10年ほどの時間が経過したため、伊勢町観音の写真は少し色褪せていました。 |
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