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よこすかシンポジウム


よこすかシンポジウム

京急汐入駅下車 徒歩3分
地図

 祝・日本遺産認定!
 鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
 〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜
 よこすかシンポジウム

 とても長いタイトルのシンポジウムが、2016年10月15日(土)、13:00〜16:10に開催されました。場所は横須賀芸術劇場小劇場ヨコスカ・ベイサイド・ポケット。主催は横須賀市・横須賀市教育委員会、協力は近代歴史遺産活用事業推進協議会。

 日本遺産は文化庁所管事業で、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを日本遺産として認定し、その基礎となるさまざまな構成文化財を総合的に整備・活用し、国内や海外へ発信し、地域の活性化を図るための支援制度です。2016年までに37件が認定され、2020年(平成32年)までに100件程度が認定される予定となっています。

 横須賀市では2016年(平成28年)4月25日、「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」が日本遺産に認定されました。
 明治時代の日本は、近代国家として西欧列強に渡り合うために海軍力を持つことが急務となっていました。このため、国家プロジェクトによって天然の良港を持つ4ヶ所を選んで軍港を築きました。
 静かな農漁村に人と先端技術を集積し、海軍諸機関とともに水道・鉄道などのインフラが急速に整備され、日本の近代化を推し進め軍港都市が誕生しました。
 100年を超えた現在でも現役で稼働する施設も多く、躍動した往時の姿を残す軍港四市は、どこか懐かしくも逞しく、現在でも訪れる人々を惹き付けています。

 横須賀市では歴史や文化を次世代へ継承し、幕末から戦後にかけての歴史的遺産の活用を図るため、近代歴史遺産活用事業として市内をめぐる周遊ツアーや、パネル展などを行ってきました。
 「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」のストーリーが日本遺産に認定されたことを記念し、旧軍港四市の日本遺産ストーリーと横須賀市の構成文化財の特色と魅力、それ以外にも数多く残る近代歴史遺産との連携・活用の在り方を考えます。

 横須賀市の日本遺産構成文化財
1.米海軍横須賀基地C1建物(旧横須賀鎮守府庁舎)
2.米海軍横須賀基地C2建物(旧横須賀鎮守府会議室・横須賀海軍艦船部庁舎)
3.米海軍横須賀基地B39建物(旧横須賀海軍工廠庁舎)
4.海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎(旧横須賀鎮守府司令長官官舎)
5.逸見波止場衛門
6.東京湾要塞跡(猿島砲台跡・千代ケ崎砲台跡)
7.観音崎・走水地区の砲台群(観音崎砲台跡・三軒家砲台跡・走水低砲台跡)
8.東京湾第三海堡構造物(兵舎・観測所・探照灯・砲側庫)
9.「ヨコスカ製銕所」、「ヨコスカ造舩所」の刻印レンガ
10.スチームハンマー(旧横須賀製鉄所設置)、0.5トン片持型・3トン門型
11.米海軍横須賀基地ドライドック1号〜6号(旧横須賀製鉄所・造船所・海軍工廠第一船渠〜第六船渠)
12.近代造船所建築図面資料230点
13.走水水源地煉瓦造貯水池・鉄筋コンクリート造浄水池
14.逸見浄水場緩速ろ過池調整室4棟・配水池入口2棟・ヴェンチュリーメーター室1棟
15.七釜トンネル
16.横須賀港周辺の絵図(横須賀港一覧繪圖・横須賀明細一覧圖など)

ベイスクエアよこすか|横須賀市本町 - 三浦半島観光地図
横須賀開国史研究会シンポジウム|ヨコスカ・ベイサイド・ポケット|横須賀市本町 - 三浦半島観光地図
鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴|日本遺産|三浦半島事典 - 三浦半島観光地図


パンフレット

京急汐入駅下車 徒歩3分
パンフレット
パンフレット

 鎮守府横須賀・呉・佐世保・舞鶴の4市で認定された日本遺産。
 それを記念してシンポジウムが開催されらしく、パンフレットをもらったので行ってみることにしました。
 会場はヨコスカ・ベイサイド・ポケット。横須賀芸術劇場の小劇場ですが、初めて行く場所なのでちょっとドキドキします。
 ちなみに、このパンフレットに使われている絵図は『改正實測横須賀一覧圖』の明治39年度版です。こちらの絵図は、日本遺産に指定されていなかったと思います。

写真撮影:2016年10月15日

ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

京急汐入駅下車 徒歩3分
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

 ここがヨコスカ・ベイサイド・ポケットなのかー、初めてここまで上がってきました。
 利用すとしても2階のダイソーまでだったし、ついこないだ、初めて3階の産業交流プラザに行ったばかりなので、4階は完全に未知の世界でした。
 横須賀芸術劇場の方では、沢田研二のコンサートがあったみたいです。

写真撮影:2016年10月15日

ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

京急汐入駅下車 徒歩3分
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

 沢田研二にはそれほど興味がないので、私はヨコスカ・ベイサイド・ポケットのシンポジウムの方に参加します。
 このシンポジウムは名称が長くてさー、「祝・日本遺産認定!〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜よこすかシンピジウム」になるみたいです。
 もう少しわかりやすくして欲しいですよね。
 それにさ、なんで「横須賀」を「よこすか」にするのかなって思います。「よこすか市」ではないので、漢字で「横須賀」にした方がいいと思うんだけど・・・
 なぜかわかりませんが、最近はひらがな表記が多いですよねー。

写真撮影:2016年10月15日

パネル

京急汐入駅下車 徒歩3分
パネル
パネル

 入り口を入って階段を上がると、パネルが展示されいました。
 まっすぐ写真を撮ったつもりなんですが、ちょっと曲がっちゃいましたね。
 横須賀で認定を受けた日本遺産は「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」です。
 ロビーで行われていたパネル展は、横須賀限定ですが、それに関する展示です。

写真撮影:2016年10月15日

ロビー

京急汐入駅下車 徒歩3分
ロビー
ロビー

 初めて来たので、完全にお上りさん状態です。
 ロビーの写真なんて撮ってしまいました。

写真撮影:2016年10月15日

ドア

京急汐入駅下車 徒歩3分
ドア
ドア

 会場に入る前の扉です。
 防音のため、二重扉になっています。扉を開けると目の前に扉があるので、開閉がかなり大変です。
 1階席の左右に扉があって、2階席にも扉があるみたいです。

写真撮影:2016年10月15日

よこすかシンポジウム

京急汐入駅下車 徒歩3分
よこすかシンポジウム
よこすかシンポジウム

 こんなにきれいな劇場があったんですねー、知らなかったんだよなぁ〜。
 小劇場って言うけれど、かなり広いですよ。
 定員は先着400人だったので、せっかく来たのに入れなかったら残念だなって思っていたんですが、だいぶガラガラでした(^^;)
 たぶん、100人くらいだったんじゃないかなって思います。
 つまらなかったのかなー、途中で帰っちゃう人も多かったです。

写真撮影:2016年10月15日

よこすかシンポジウム

京急汐入駅下車 徒歩3分
よこすかシンポジウム
よこすかシンポジウム

 始まる前に写真を撮っただけで、シンポジウム中は写真を撮ったりできないので、会場の写真はこんな感じです。
 年齢層は高めで、男性が多いです。

写真撮影:2016年10月15日

プログラム

京急汐入駅下車 徒歩3分
プログラム
プログラム

 わりと本格的に開催されたシンポジウムで、司会の人もいたし、手話通訳をする人までいました。税金かかってるなーって思ってしまった(^^;)
 最初に吉田雄人横須賀市長が挨拶をしました。さすがに市長だけあって、何も見ないで流暢に挨拶をしていました。自分だったら、ステージ上に立つなんて緊張しちゃって無理だよなぁ〜。
 さらに、郷土史研究家の山本詔一先生も開会の挨拶をしました。

写真撮影:2016年10月15日

よこすかシンポジウム

京急汐入駅下車 徒歩3分
よこすかシンポジウム
よこすかシンポジウム

 前半は文化庁の大西啓介氏による基調講演「日本遺産について」。
 今回の横須賀や呉などに関係する内容ではなく、日本遺産についての講演となりました。
 日本遺産の目的というのが、これまでは文化財を個別に保存し活用してきましたが、それを一定のルールに基づいて分類して、初めて訪れた人がテーマに沿って見て回れるようにしようという試みのようです。
 文化財を保存がしようというのではなく、いかに活用するかを考えて創設されたようです。
 日本遺産を取り扱った番組が放送されるとのことなので、その予告動画を見せてくれたんですが・・・。ここでまさかまさかの、動画再生ソフトのフリーズが(^^;)

写真撮影:2016年10月15日

よこすかシンポジウム

京急汐入駅下車 徒歩3分
よこすかシンポジウム
よこすかシンポジウム

 後半は郷土史研究家の山本詔一氏が司会となり、文化庁の大西啓介氏、日本観光振興協会の丁野朗氏、横須賀市教育委員会の佐藤明生氏がパネラーとなる、パネルディスカッション形式となりました。
 最初に佐藤明生氏が横須賀での日本遺産について解説してくれました。地元の話題なのでわかりやすかったです(^^)
 横須賀の場合、ベースの中だったりするなど、普段は見ることのできないものが多いので、活用方法も限定されてきてしまうかなという印象を受けました。市外の人が気軽に訪れて観光するというのは、不可能なわけですし・・・
 追浜から浦賀まであるので、すべてを1日で見て回るのも不可能だし。
 初めて横須賀を訪れた観光客が気軽に楽しめるようになるには、まだまだ難しい状態にあるなって思います。 有効活用するには、かなりハードルが高い感じがします。
 山本先生は浦賀奉行所で日本遺産をと言っていましたが、私的には広域でペリー来航と開国が良いのではないかなって思っています。

写真撮影:2016年10月15日
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