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鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴


日本遺産とは

日本遺産

 

 地域の歴史的魅力や特色を通して、日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定しています。
 ストーリーを語るうえで不可欠な、魅力ある有形・無形のさまざまな文化財を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することによって地域の活性化を図ります。

日本遺産と世界遺産の違い

   世界遺産は登録される文化財などの価値付けを行い、保護を担保することを目的としています。
 日本遺産は既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として発信することで、その地域の魅力ある特色をわかりやすく表現し、地域活性化への活用や文化財への理解を促進することを目的としています。

鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴

    明治時代の日本は、近代国家として西欧列強に渡り合うために海軍力を持つことが急務となっていました。このため、国家プロジェクトによって天然の良港を持つ4ヶ所を選んで軍港を築きました。
 静かな農漁村に人と先端技術を集積し、海軍諸機関とともに水道・鉄道などのインフラが急速に整備され、日本の近代化を推し進め軍港都市が誕生しました。
 100年を超えた現在でも現役で稼働する施設も多く、躍動した往時の姿を残す軍港四市は、どこか懐かしくも逞しく、現在でも訪れる人々を惹き付けています。

日本遺産関連ページ

  よこすかシンポジウム|ヨコスカ・ベイサイド・ポケット|横須賀市本町 - 三浦半島観光地図
日本遺産パネル展示|ショッパーズプラザ横須賀|横須賀市本町 - 三浦半島観光地図

横須賀
横須賀
呉
佐世保
佐世保
舞鶴
舞鶴

米海軍横須賀基地C1建物・旧横須賀鎮守府庁舎

京急汐入駅下車 徒歩15分
米海軍横須賀基地C1建物
米海軍横須賀基地C1建物
 旧横須賀鎮守府庁舎です。第一海軍区を管轄した鎮守府の庁舎です。
 関東大震災で被災したレンガ造の庁舎に代わり、大正15年に建設された鉄骨造の2台目庁舎です。
 海軍の技術力を証明する日本最初の耐震建築です。
 ベース(アメリカ海軍基地)内にあるため見学はできませんが、ショッパーズプラザ横須賀の駐車場から外観だけ見ることができます。
横須賀鎮守府庁舎|横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図
ショッパーズプラザ横須賀|横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図

米海軍横須賀基地C2建物・旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎

京急汐入駅下車 徒歩15分
米海軍横須賀基地C2建物
米海軍横須賀基地C2建物
 旧横須賀鎮守府会議所で、横須賀海軍艦船部庁舎です。
 横須賀鎮守府の関連施設で、昭和9年建設の鉄骨造2階建てです。
 震災後の建築としては装飾性に富んでおり、海軍の威信を感じさせます。
 正面入り口に「横須賀鎮守府会議所」と、「横須賀海軍艦船部」の表札が現在でも残っています。
 ベース(アメリカ海軍基地)内にあるため見学はできません。
横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部|横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図

米海軍横須賀基地B39建物・横須賀海軍工廠庁舎

京急汐入駅下車 徒歩15分
米海軍横須賀基地B39建物
米海軍横須賀基地B39建物
 横須賀海軍工廠庁舎です。
 海軍工廠の入り口に所在していた庁舎です。
 レンガ造に代わる2代目の庁舎で、関東大震災からの復興は鎮守府の置かれた都市の中でも横須賀の特徴と言えます。
 昭和2年に建設され、海軍の技術力を示す、日本最初期の耐震建築です。
 米海軍基地内にあるため、ガイドツアーなどに申し込まないと見学はできません。
横須賀海軍工廠庁舎|横須賀市楠ヶ浦町 - 三浦半島観光地図

海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎・旧横須賀鎮守府司令長官官舎

京急県立大学駅下車 徒歩15分
海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎
海上自衛隊横須賀地方総監部田戸台分庁舎
 歴代の横須賀鎮守府司令長官の官舎です。
 東京湾を一望できる丘の上に建っています。
 大正2年、ロンドン大学で優秀な成績を収めた海軍技師の桜井小太郎の設計で建設し、洋館と和館からなる当時の建築デザインの水準を示す建物です。
 一般開放日のみ見学可能です。
横須賀海鎮守府司令庁長官官舎|横須賀市田戸台 - 三浦半島観光地図

逸見波止場衛門

京急汐入駅下車 徒歩10分
逸見波止場衛門
逸見波止場衛門

 海軍の歴史と面影を伝える旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰所です。
 明治時代末期〜大正時代初期に建設された2棟の建物には、「逸見上陸場」、「軍港逸見門」の表示板が残されています。
逸見波止場衛門|ヴェルニー公園|横須賀市汐入町 - 三浦半島観光地図


東京湾要塞跡

京急横須賀中央駅駅下車 渡船で数分
バス停燈明堂入り口下車 徒歩15分
猿島
猿島
 猿島砲台と千代ケ崎砲台は、首都および軍港を守る東京湾要塞(20の砲台、堡塁、海堡)のうちの2砲台です。
 着工年が猿島砲台は明治14年、千代ケ崎砲台は明治25年で、11年の開きがある両砲台で、切り石やレンガの積み方、コンクリートの使用の有無など、建築技術の推移がわかります。
 猿島砲台跡は渡船があり見学可能ですが、千代ケ崎砲台は見学することができません。
●猿島砲台跡
横須賀市猿島 - 三浦半島観光地図
●千代ケ崎砲台跡
横須賀市西浦賀 - 三浦半島観光地図

観音崎・走水地区の砲台群

バス停観音崎町下車 徒歩10分
バス停走水上町下車 徒歩3分
観音崎砲台第一砲台跡
観音崎砲台第一砲台跡
 首都および軍港を守る東京湾要塞のうち、東京湾口に位置します。
 観音崎第一砲台は明治13年に起工し、明治17年に竣工した西洋の築城技術による日本最初の砲台です。
 時代の異なる砲台が、東京湾防衛の歴史を解き明かします。
 観音崎砲台第一砲台跡・三軒家砲台跡は観音崎公園内で自由に見学できますが、走水低砲台跡はガイドツアーに申し込まないと見学できません。
●観音崎砲台第一砲台跡
北門第一砲台跡|観音崎公園|横須賀市鴨居 - 三浦半島観光地図
●三軒家砲台跡
三軒家砲台跡|観音崎公園|横須賀市鴨居 - 三浦半島観光地図
●走水低砲台跡
旗山崎・御所ヶ崎|横須賀市走水 - 三浦半島観光地図

東京湾第三海堡構造物

京急県立大学駅下車 徒歩13分
バス停追浜車庫前下車 徒歩3分
東京湾第三海堡構造物
東京湾第三海堡構造物

 首都、および軍港を守る3基の海堡をのひとつ。海堡は人工島を造って、そこに砲台を築く海上砲台のことです。
 関東大震災で水没した構造物を引き揚げ、横須賀市内の2ヶ所で展示しています。
 鉄筋コンクリートが採用され、当時の建築技術の高さを表しています。
 夏島都市緑地は、毎月第一日曜日と行事開催日のみ見学可能です。
●うみかぜ公園
うみかぜ公園|横須賀市平成町 - 三浦半島観光地図
●夏島都市緑地


「ヨコスカ製銕所」「ヨコスカ造舩所」刻印れんが

京急横須賀中央駅下車 徒歩15分
「ヨコスカ製銕所」「ヨコスカ造舩所」刻印れんが
「ヨコスカ製銕所」「ヨコスカ造舩所」刻印れんが

 横須賀製鉄所創設にあたって、製鉄所内で生産された国内最古クラスの赤れんがです。
 フランスの規格による建築用レンガで、軍港界隈には木骨れんが造の造船関連施設が建ち並んでいました。
●横須賀市自然人文博物館
横須賀市自然人文博物館|横須賀市深田台 - 三浦半島観光地図


スチームハンマー

JR横須賀駅下車 徒歩1分
スチームハンマー
スチームハンマー

 旧横須賀製鉄所に設置されていたオランダ製のスチームハンマーで、0.5トン片持式と3トン門式があります。
 1865年の横須賀製鉄所創設とともに、オランダから輸入しました。艦艇の建造・修理のための鍛造機械です。
 製鉄所建設以後の継続的な近代造船の第一歩をしるす遺産で、3トン門式は平成8年までの約130年間にわたって稼働していました。
●ヴェルニー記念館
ヴェルニー記念館|横須賀市東逸見町 - 三浦半島観光地図

米海軍横須賀基地1号〜6号ドック

京急汐入駅下車 徒歩7分
米海軍横須賀基地1号〜6号ドック
米海軍横須賀基地1号〜6号ドック

 アメリカ海軍横須賀基地の1号ドック〜6号ドック。旧横須賀造船所の第一号船渠〜第六号船渠です。
 軍港の景観を特徴づける艦艇修理用のドライドックです。
 1号〜3号の石造ドックから、4号〜6号のコンクリート造ドックへと技術の推移やドックが大型化され、艦艇も巨艦化していったことがわかります。
 米軍基地内にあるため、1号ドック〜3号ドックの扉部のみヴェルニー公園から見ることができます。それ以外はガイドツアー参加時のみ見学可能です。
●ヴェルニー公園
ヴェルニー公園|横須賀市汐入町 - 三浦半島観光地図


近代造船所建築図面資料

京急横須賀中央駅下車 徒歩15分
近代造船所建築図面資料
近代造船所建築図面資料

 230点の近代造船所建築図面資料です。
 海軍の技術力に関する資料で、西洋の造船技術を日本人がどのように吸収し、表現したかを物語っています。
 横須賀造船所の技手が所蔵していた資料で、呉港、佐世保港などの資料も含まれています。
●横須賀市自然人文博物館
横須賀市自然人文博物館|横須賀市深田台 - 三浦半島観光地図


走水水源地煉瓦造貯水池・鉄筋コンクリート造浄水池

バス停伊勢町下車 徒歩2分
走水水源地煉瓦造貯水池・鉄筋コンクリート造浄水池
走水水源地煉瓦造貯水池・鉄筋コンクリート造浄水池

 軍港水道走水系統は、明治9年、横須賀造船所までの約7kmに土管を埋設したことから始まります。
 半原系統の整備に伴って、走水系統は市民への給水に転換しました。
 水源地としては珍しい、海に隣接する低地にあります。
 立ち入りが制限されているので、現地への見学には一般開放日やツアーガイドへの申し込みが必要です。ただし、敷地外からの見学は可能です。
●走水水源地
走水水源地|横須賀市走水 - 三浦半島観光地図


逸見浄水場

京急逸見駅下車 徒歩15分
逸見浄水場
逸見浄水場

 旧逸見浄水場の緩速ろ過池調整室4棟、配水池入口2棟、ベンチュリーメーター室です。
 軍港水道半原系統は、日露戦争後の水の安定供給のために明治45年に着工されました。
 軍港を見下ろす丘の上にあって、鉄筋コンクリート造の諸施設の中でも配水池入口は、白亜の塔として往時の姿を伝えています。
 立ち入り禁止になっているので、ガイドツアーなどに申し込まないと見学することはできません。
●旧逸見浄水場
横須賀市西逸見町 - 三浦半島観光地図


七釜トンネル

JR田浦駅下車 徒歩0分
七釜トンネル
七釜トンネル

 明治22年開通の横須賀線のトンネルです。
 3つ連なるトンネルの真ん中が鉄道敷設当初のトンネルで、右側は複線化による大正時代に造られたものです。現在は使われていない左側のトンネルは、海軍施設への引き込み線用の昭和時代に造られたコンクリート造のトンネルです。
 全国一トンネルの多い町である横須賀を代表するトンネル景観となっています。
●JR田浦駅
横須賀市田浦町 - 三浦半島観光地図


横須賀港周辺の絵図

JR田浦駅下車 徒歩0分
横須賀港周辺の絵図
横須賀港周辺の絵図

 軍港と町の発展を伝える絵図で、明治12年から明治39年までに刊行された当時の観光マップです。
 『横須賀港一覧繪圖』、『横須賀明細弌覧図』など、現在9版が確認されています。
●横須賀市自然人文博物館
横須賀市自然人文博物館|横須賀市深田台 - 三浦半島観光地図
●横須賀製鉄所
施設案内|横須賀製鉄所|三浦半島事典 - 三浦半島観光地図
旅館|横須賀製鉄所|三浦半島事典 - 三浦半島観光地図

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