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名前・英語
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三浦層群(みうらそうぐん)
Miura Group |
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時代
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新生代第三紀中新世中期〜鮮新世後期
1200万年前〜280万年前 |
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層厚
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北部ではおよそ2150m
南部では1900m以上 |
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岩相
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泥岩、スコリア質凝灰岩・シルト岩の互層が中心。
砂岩・泥岩互層、軽石質砂岩をともないます。 |
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特徴
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北部では下位から、逗子層(泥岩、泥岩・砂岩の互層)、池子層(凝灰質砂岩)に区別されます。
南部では下位から、三崎層(スコリア質凝灰岩・凝灰質シルト岩の互層)、初声層(軽石質砂岩)に区別されます。
三浦市海外町の三崎層には、漣痕(れんこん)と呼ばれる波調層、スランプ構造などの堆積構造が見られます。これらは神奈川県の天然記念物に指定されています。
下位の葉山層群との間に見られる鐙摺の不整合も神奈川県の天然記念物に指定されています。
地層事典:葉山層群
池子層からは、深海のプレート境界に生息しているシロウリガイの化石が産出されます。
身近な貝殻図鑑:シロウリガイの化石 |
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写真・画像
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三浦市海外町には、地質学や地層の教科書に掲載されるような地層を観察することができます。三崎層のスランプ構造や漣痕の露頭があります。
逗子市池子には逗子層の露頭があります。シロウリガイの化石は、横須賀市自然人文博物館に展示されています。
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