地層の道への入り口。幕末の頃から太平洋戦争終結まで、台場・要塞として作られた場所です。そこには物資輸送や人員移動、砲台建設のために、たくさんの小道が作られました。そのため、地層が観察できる場所が多くあります。
右側の地層には、小さな断層が確認できました。どのくらいの規模の地震を起こした断層なんだろう。それほど大きくズレているわけじゃないので、小さな地震なのかなー。じっくりと地層を観察していると、意外と簡単に断層を見付けることができます。断層って、それほど珍しい物ではないんですよ。
観音崎は地層から見ると、磯と、山とに分類できます。山は大きな地震が起こるたびに隆起を繰り返し、現在の地形となりました。海底で新しい地層が作られ、地震が起こると海底が隆起して陸地になります。
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