1975年(昭和50年)4月1日、開園しました。
東京湾に大きく突き出した観音崎にあり、東京湾岸では数少ない自然の宝庫となっています。
公園一帯は明治時代から砲台が築かれていたため、一般人の立ち入りはできず、自然が残されています。開設面積は、開設面積70.4ヘクタール(都市計画決定面積では77.9ヘクタール)で、神奈川県では最大の公園です。
園内を覆うのは、温暖さを物語る照葉樹林です。シイやタブが中心の林で、多種の野鳥や植物を観察することができます。
海辺の潮だまりは多くの生き物たちが生息し、磯遊びが楽しめます。海や自然の情報を集めた「観音崎自然博物館」では、磯遊びの楽しみ方もさらに広がります。
観音崎周辺は、房総半島との距離が最も狭い海域のため、古くから海上交通の要塞でした。日本で最初の洋式灯台が建てられ、現在でもその3代目にあたる灯台が航海の安全を見守っています。展望台や海沿いの園路から、1日1000隻近い浦賀水道を行き交う船が見えます。
海水浴、釣り、バーベキューなど、さまざまなレジャーを楽しむことができます。初日の出スポットにもなっています。
1971年、公益財団法人殉職船員顕彰会によって戦没船員の碑が建立されています。 吉村順三と益子義弘が碑の造形と場所を設計し、造園家の中島健が造園・植栽、温品鳳治が碑の構造設計、竹中工務店が施工を担当しました。第二次世界大戦や海難事故で犠牲となって失われた六万余人の民間船員の霊を慰め、かつ永遠の平和への願いを込めて設けられました。
2007年、横須賀市によって横須賀美術館が開館しました。横須賀市の海を描いた作品、横須賀・三浦半島ゆかりの作家の作品を中心に展示されています。
東京湾を中心とする森・川・海の自然と人との関わり等を考察し展示した「観音崎自然博物館」。自然観察会
このほか、ビジターセンター、東京湾海上交通センター、砲台跡、花の広場、うみの子とりで、森のロッジ、自然観察の森、レストランなどがあります。
1812年(文化9年)、江戸湾警備のための船見番所・台場が設置されました。
1869年(明治2年)、日本最初の洋式灯台が設置されました。
1880年(明治13年)、観音崎各所にレンガ造砲台が建設され、東京湾防備の要塞地帯となり一般者の立ち入りが禁止されました。
1975年(昭和50年)、県立都市公園として開園しました。
観音埼灯台|横須賀市鴨居
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東京湾海上交通センター|横須賀市鴨居
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観音崎自然博物館|横須賀市鴨居
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横須賀美術館|横須賀市鴨居
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観音崎海岸|横須賀市鴨居
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北門第一砲台跡|横須賀市鴨居
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三軒家砲台跡|横須賀市鴨居
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寂光土|横須賀市鴨居
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観音崎地中地震観測所|横須賀市鴨居
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権現洞|横須賀市鴨居
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観音寺跡|横須賀市鴨居
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西脇順三郎文学碑|横須賀市鴨居
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観音崎フェスタ|横須賀市鴨居
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観音崎フェスタスタンプラリー|観音崎公園|横須賀市鴨居
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