この辺り一帯に、かつて観音寺があった場所です。海のすぐそばにあるので、台風の高波とか、地震の津波とか、大丈夫だったのかな?ちょっと天候が荒れるだけで、波を被ってしまいそうな場所にあります。
山号を仏崎山(ぶつさきさん)といい、逗子市沼間にある曹洞宗の寺、海宝院の末寺になります。本尊は、行基作と伝えられている十一面観音です。大きさは二尺五寸(約75cm)だったと言われています。別名、船守観音と呼ばれていました。
三浦半島観光地図:逗子市沼間・海宝院
観音崎は、古くは「仏崎」と呼ばれていました。古代の墳墓の横穴古墳が数多く残ることから、仏崎と呼ばれていたのかもしれません。観音崎という地名の由来が、奈良時代の僧侶・行基が航海の安全のために作った十一面観音(船守観音)を海蝕洞窟に納めたことから、「観音崎」と呼ばれるようになりました。 |