キンカン栽培-2007年03月03日-

[和名・種類]

キンカン

[学名]

Citrus japonica

[英名]

Kumquat

[名前の由来]

金柑。
別名、マルキンカン（丸金柑）。

[分布]

中国原産（揚子江沿岸地域）

[科名]

ミカン科ミカン属

[花色]

白色

[花期]

６月・７月

[特徴・解説]

　中国原産の常緑低木。揚子江沿岸に自生地があり、日本には江戸時代に渡来し、関東地方以西で栽培されるようになりました。
　高さ1m〜2mになります。樹皮は緑色で、長さ約1.5cmの刺があります。
　葉は互生し、長さ4cm〜10cm、幅1.5cm〜3cmの卵状長楕円形〜長楕円状披針形です。先端は鈍く、基部はくさび形です。質は厚く、表面には光沢があり、葉裏には明るい油点が密にあります。ごく狭い翼があります。
　花は、葉腋に芳香のある白色花を1個〜3個つけます。直径約2cm、花弁とガク片は5個、オシベは多数。花糸は数個ずつ合着して筒状になります。
　果実は直径2cm〜3cmの球形のミカン状果。11月〜12月に黄色に熟し、表面に油点があります。
　果実は甘酸っぱく、果皮にも甘みがあり、そのまま生食できます。ジャム、砂糖煮、ハチミツ漬けなどにできます。

[観察・感想]

　今年去年に比べて収穫量は少ないけど、ちゃんと黄色に熟したキンカンができたよー(^^)。やっぱり購入してから２年目は、なかなかうまくいかないですね。１年目はうまくいくんだけど。
　いくつかのキンカンは野鳥さんたちに食べられちゃったみたいです。収穫近くになると、鳥の鳴き声が気になりますね。ムクドリやスズメに食べられちゃったかな。
　来年はもっとたくさん収穫できるといいなー。でも、キンカンって鉢植えでも収穫できるんですね。

[写真撮影]

2007年03月03日