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ビオラ栽培-2008年05月28日-


ビオラ
[和名・種類]

ビオラ

[学名]

Viola X Wittrockiana

[英名]

Garden pansy

[名前の由来]

三色菫(サンショクスミレ)。
ビオラは学名から。
花が人間の顔に似て考え込んでいるように見えることからフランス語のパンセ (pensee)から。

[分布]

ヨーロッパ原産

[科名]

スミレ科スミレ属

[花色]

青色、紫色、白色、黄色、橙色、桃色、紅色

[花期]

1月・2月・3月・4月・5月・11月・12月

[特徴・解説]

 1800年代の北欧で、アマチュア園芸家が、野生のサンシキスミレ、他の野生スミレ、近東のスミレを交配して生まれた園芸品種です。日本では秋蒔きの越年草として扱われます。
 200年に及び品種改良が行われ、もっとも豊富な花色を持つ園芸植物のひとつとなっています。
 花はわずかに重なった2枚の上側の花弁、2枚の脇の花弁、下側3枚の花弁が結合するヒゲ、およびわずかな切れ込みを持つ1枚の下側の花弁からなります。
 中輪〜大輪の品種をパンジーと呼び、小輪〜中輪の品種をビオラと呼びます。
 耐寒性はありますが、暑さには弱い性質があります。日本では、夏の暑さで枯れてしまうのが普通です。
 パンジーを低木や潅木の下に植え、雑草を抑制する生物マルチングのような使用法もあります。

[観察・感想]

 ビオラの種子の写真です。
 園芸店に行くと、ビオラのタネって売られていますよね。園芸店で売られているビオラの種子は、発芽率が高いんだけど。花後にとれたビオラの種子は、発芽率はやや下がってしまいます。自然の物なので、しょうがないですね。
 ちなみに、100円ショップで販売されている植物のタネは、発芽率がかなり低いです。1袋購入しても、まったく発芽しなかったなんてことは良くあることです。100円ショップだと105円で2袋買えますが、園芸店だと200円〜300円で1袋です。発芽率を考えると、園芸店で購入した方がおトクです。発芽しないタネを蒔いても、意味がないし、発芽しないのに水遣りを続けなくちゃいけないし、スペースの問題もあるし。自分はポット苗を購入することが多いです。
 ビオラのタネって、見たことある人は、意外と少ないかな?花が終わると、花柄は摘み取ってしまうのが普通なので。種子が付くと、栄養分の多くが種子の方に行ってしまい、花付きが悪くなってしまうんですよ。タチツボスミレを自分で栽培してから、種子の姿を初めて目にしました。可愛らしいスミレの花のイメージとはまったく異なり、種子を見てガッカリしてしまった記憶が・・・(^^ゞ

[写真撮影]

2008年05月28日

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2008年05月01日 そらいろネット 2009年05月02日
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