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コナラ栽培-2008年08月11日-


コナラ
[和名・種類]

コナラ

[学名]

Quercus serrata

[英名]

Oak

[名前の由来]

小楢、枹。小さい葉のナラのこと。ナラは風が吹くと葉が鳴ることから。
別名、ホウソ。

[分布]

日本原産

[科名]

ブナ科コナラ属

[花色]

黄褐色

[花期]

4月・5月

[特徴・解説]

 雑木林を代表する雌雄同株の落葉高木です。
 幹は直立し、高さ15m〜20mになります。樹皮は灰色で、縦に不規則な割れ目が入ります。
 当年枝の基部に雄花序を垂らし、黄褐色の花を多数つけます。雌花序は枝上部の葉脇に上向きに付きますが目立ちません。
 葉は互生し、倒卵形で先がどがり、縁に粗く鋸歯が入ります。表面は濃緑色で、裏面は灰白色です。新緑、紅葉、裸木の風情を身近に見せてくれます。
 果実はどんぐりの名で知られる堅果です。年内に熟し、直径約10mm、長さ15mm〜20mmの長楕円形で、基部をおわん形の殻斗が包みます。10月ごろ、茶色く熟します。形や大きさに多くの変異があります。
 材は建築材、器具、船舶用材、薪炭などに使われます。伐採しても切り株からひこばえ(萌芽)を形成して再生します。このように再生能力が高いために薪炭材の主要樹種となっており、里山でよく見かけます。

[観察・感想]

 コナラのドングリの写真です。
 まだ夏なので、ドングリもまだまだ小さいです。あと数ヶ月間ほどの時間をかけて、少しずつ大きく膨らんでいきます。大きく膨らんで熟すと、茶色に変色し、みんなが知っているドングリになります。
 野性のコナラといっても、日本国内では土地は自治体などの公有地か、私有地になるので。たまに、刈り込まれちゃったりすることがあるんですよ。剪定のつもりなのか、大きくなり過ぎると困るから、適度な大きさを保つために枝を切り落とすのか、理由は良くわからないのですが。
 そのため、コナラの生えている場所はチェックしているのですが、なかなかドングリを手に入れることができないんですよ。日本を代表する雑木林を構築する樹木の一種ですが、三浦半島では意外と少ないんですよ。ブナ科の植物って、その土地に住んでいた人々によって利用されてきたので、その土地に合った樹木が多くなるみたい。三浦半島ではマテバシイと、スダジイになるのかなー。

[写真撮影]

2008年08月11日

ブナ科の植物
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2007年10月21日 そらいろネット
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