コナラ栽培-2007年10月21日-

[和名・種類]

コナラ

[学名]

Quercus serrata

[英名]

Oak

[名前の由来]

小楢、枹。小さい葉のナラのこと。ナラは風が吹くと葉が鳴ることから。
別名、ホウソ。

[分布]

日本原産

[科名]

ブナ科コナラ属

[花色]

黄褐色

[花期]

４月・５月

[特徴・解説]

　雑木林を代表する雌雄同株の落葉高木です。
　幹は直立し、高さ15m〜20mになります。樹皮は灰色で、縦に不規則な割れ目が入ります。
　当年枝の基部に雄花序を垂らし、黄褐色の花を多数つけます。雌花序は枝上部の葉脇に上向きに付きますが目立ちません。
　葉は互生し、倒卵形で先がどがり、縁に粗く鋸歯が入ります。表面は濃緑色で、裏面は灰白色です。新緑、紅葉、裸木の風情を身近に見せてくれます。
　果実はどんぐりの名で知られる堅果です。年内に熟し、直径約10mm、長さ15mm〜20mmの長楕円形で、基部をおわん形の殻斗が包みます。10月ごろ、茶色く熟します。形や大きさに多くの変異があります。
　材は建築材、器具、船舶用材、薪炭などに使われます。伐採しても切り株からひこばえ（萌芽）を形成して再生します。このように再生能力が高いために薪炭材の主要樹種となっており、里山でよく見かけます。

[観察・感想]

　コナラのドングリ、みーつけた！
　ドングリ、欲しいなーと思ったんですが、高いところについていたので諦めました。なぜか落ちているドングリはなかったので、誰かに拾われちゃったのかな？それとも剪定されてドングリがほとんど付かなかったのかな？そのへんのところは、専門家に聞いてください(＾＾；)
　落ちているドングリを見つけると、なぜかついつい拾いたくなってしまいます。すでにコナラは育てているので、拾っても育てるわけじゃないんだけど。ドングリを見るとダメですねー、魅力に負けてしまいます。
　ギンナンもついつい拾ってしまうのですが、帰りの電車の中ではウンコを漏らしたのではないかと疑われてしまうことも・・・(＾＾；)。ギンナンは拾った場所で皮をむいた方がいいみたいですね。竹の棒を使って、ギンナンの実を真上から押し込むような感じにすると、簡単に皮をむくことができますよ。その後、竹の棒をトントンってたたくと実の部分だけが落ちてきてくれます。試してみてください。貧乏人なので、落ちているものは何でも食べるんです！

[写真撮影]

2007年10月21日