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 シロダモ栽培-2008年04月23日-
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シロダモ

[和名・種類] シロダモ
[学名] Neolitsea sericaa
[英名] -
[名前の由来] 白だも。葉の裏が白いことからシロで、ダモはタブからの変化。
別名、ウラジロダモ、タデ、タモ、シロタブ、タマガラ。
[分布] 本州〜沖縄、朝鮮半島南部
[科名] クスノキ科シロダモ属
[花色] 黄褐色
[花期] 10月・11月
[特徴・解説]  暖地の山野の比較的湿潤なところに生える常緑高木。常緑広葉樹ではもっとも耐寒性がある種のひとつ。北陸地方の日本海沿岸では、南向きの斜面に優占群落があります。
 高さ10m〜15mになります。樹皮は緑色を帯びた暗褐色で、丸い小さな皮目が多くあります。新枝には黄褐色の毛が密生します。
 葉は互生し、枝の先に集まってつきます。葉身は長さ8cm〜18cm、幅4cm〜8cmの長楕円形、または卵状長楕円形で、全縁です。3脈が目立ちます。若葉は垂れ下がり、両面とも黄褐色の絹毛に覆われます。成葉になると表面は無毛になり、裏面はロウ質に覆われて灰白色になります。
 雌雄別株です。葉の脇に黄褐色の小さな花が集まってつきます。総ホウ片は広楕円形です。花被片は4個、雄花の雄しべは6個、雌花の雌しべは1個で仮雄しべは6個あります。
 果実は液果で、長さ1.2cm〜1.5cmの楕円形で、種子は球形です。翌年の10月〜11月に赤く熟します。
[感想]  新芽が伸び始めたかなーって思っていたんですが、あっという間に新しい葉が展開しました。
 シロダモの新しい葉は特徴的で、しなしなーっとした葉が展開します。雑木林や里山でも、新緑の季節にはとても目立つ存在になります。花が咲く頃、果実が赤く熟します。シロダモって、不思議な成長をする植物です。
 シロダモの成長を観察していると、新しい葉が展開するのは春だけみたいです。この時期に新しく展開した葉が、少しずつ大きくなって成長して、茎が伸びていくみたいです。それ以外の時期には、新しい葉は生えてこないみたいです。植木鉢で育てているので、肥料をあげれば新芽が出てきますが、野生状態では新芽は出て来ないんじゃないかなー。
 一年に一度しか新しい葉が展開しないので、1枚の葉の寿命は2年〜3年くらいあるんじゃないかな。もしかしたら、もっと長いかもしれない。
[写真撮影] 2008年04月23日
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2008年03月25日 そらいろネット 2008年05月17日
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