高木、または低木から成り立ちます。常緑のものが多いですが、低木では落葉するものもあります。熱帯地方〜温帯地方に広く分布して、32属、2500種ほどが知られています。
葉は単葉で全縁です。互生するものがほとんどですが、まれに対生するものもあります。托葉はありません。
茎や葉には精油細胞があり、芳香のある揮発油や粘液を含みます。
花は小さく、両性、または単性で、放射相性です。花被片は6個、まれに4個で、雄しべは2個〜3個ずつ3輪〜4輪に並び、一番内側の雄しべは仮雄しべになります。第3輪と、第4輪の花糸の基部には腺体が2個ずつあります。葯は2室、または4室で、弁を開いて花粉を散布するのが特徴です。雌しべは1個です。
果実は液果で、まれに核果のものもあります。種子は1個、小葉が発達して、胚乳はありません。 |