[和名・種類] |
タブノキ |
[学名] |
Machilus thunbergii |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
椨、椨の木。朝鮮語で丸木舟を作る木の意味から。
別名、イヌグス(犬楠)。クスノキよりも材質が劣るため。 |
[分布] |
北海道〜沖縄 |
[科名] |
クスノキ科タブノキ属 |
[花色] |
黄緑色(ひこばえ:赤色に掲載) |
[花期] |
4月・5月 |
[特徴・解説] |
海岸付近の極相林の構成種のひとつの常緑高木。関東地方には巨木が多いです。
高さは20mほどになります。樹皮は淡褐色〜褐色でなめらかです。皮目が散在します。新枝は緑色で無毛で、横に広がります。
葉は互生し、枝先に集まります。長さ8cn〜15cm、幅3cm〜7cmの倒卵状長楕円形で全縁です。革質で光沢があり、裏面は灰白色、先端は短くとがります。若葉は赤みを帯びます。
枝先から新葉と一緒に円錐花序に黄緑色の小さな花をつけます。花被は深く6裂します。
果実は直径約1cmの液果です。7月〜8月に黒紫色に熟します。果肉は緑色で柔らかく、基部には6個の花被片が残ります。種子は扁球形で褐色で、殻は薄いです。
公園や神社などに植栽されます。建築材、家具材、彫刻材などに利用されます。老木の材は、木目が巻雲のような模様になりタマグスと呼ばれ珍重されます。 |
[レポート] |
タブノキのひこばえの写真です。
タブノキにも、ひこばえって生えてくるんですねー。しかも、こんなにたくさん。このタブノキは、かなりの強剪定が行われていて、樹木全体が弱っているような印象を受けました。枝のほとんどは剪定されて切り落とされ、幹の部分の少しだけ葉が付いているような状態でした。こうした状態になると、樹木は盛んにひこばえを出すのかもしれないですねー。
雑木林の中に生える、ブナ科の植物なら、ひこばえを見かける機会も多いんだけど。タブノキのひこばえは、ちょっと珍しいんじゃないかなーなんて思って、写真に撮りました。これだけたくさん生えていると、根から吸い上げた養分の多くがひこばえに行ってしまうので、樹勢がますます衰えてしまうかもしれないですね。切り取ってあげた方がいいのかもしれません。
それにしても、タブノキのひこばえって、葉も茎も赤色をしているんですね。新しく展開した葉の色でも緑色だけど、タネから発芽した時の葉や茎の色は赤色です。ってことは、ひこばえはタネから発芽したのと同じ性質ってことなのかな。 |
[写真撮影] |
2008年05月17日 |
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