そらいろネット > ベランダ園芸 > 木の実・草の実 > ナンキンハゼ栽培 > 2007年10月04日

ナンキンハゼ栽培-2007年10月04日-


ナンキンハゼ

[和名・種類]

ナンキンハゼ

[学名]

Sapium sebiferum

[英名]

Chinese tallow tree

[名前の由来]

南京黄櫨、南京櫨。中国原産で、秋に紅葉して種子からロウをとったことから。

[分布]

中国原産、九州の一部では野生化しています

[科名]

トウダイグサ科シラキ属

[花色]

黄色

[花期]

7月

[特徴・解説]

 高さ15m、直径35cmほどになる落葉高木。
 樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けます。若枝は淡緑色で、のちに褐色になります。枝や葉を傷付けると、白い乳液が出ます。
 葉は互生し、長さ3.5cm〜8cm、幅3.5cm〜7cmの菱形状卵形です。先は尾状に長くとがり、基部は広いくさび形です。ふちは全縁で、両面とも無毛です。葉身の表面基部に腺が2個あります。
 花は枝先に、長さ6cm〜18cmの総状花序を出し、黄色の小さな花を多数つけます。花序の上部に多数の雄花、基部に0個〜数個の雌花が付きます。ガクは皿状で3浅裂します。
 果実は3稜ある扁球形で、直径約1.5cmのさく果です。10月〜11月に褐色に熟して裂開し、3個の種子を出します。種子は長さ約7mmの広卵形で、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸に付いたまま残っています。種子は有毒です。
 庭木、公園樹、街路樹などに使われます。種子からロウや油が取れます。

[観察・感想]

 拾ってきたタネは全部ビニールポットにまいていますが、大きくなってきたのでちゃんとした植木鉢に植え替えであげました。素焼きの植木鉢だとすぐに土が乾燥して水遣りが大変なので、普通の焼きの植木鉢。何焼きっていうんだ?
 植え替えをしたあとも、順調に成長しています。日当たりが悪いせいか、ずっとビニールポットで育てていたせいか、ヒョロヒョロと長くなってしまい、しっかりとした株ではありませんが。もう少し太くてしっかりとした株に成長してくれればよかったのになー。
 植え替えに使った培養土に入っていた何かが原因なのかな?ナンキンハゼの植木鉢から、キノコが生えてきた(^^;)。もちろん食べませんよ。

[写真撮影]

2007年10月04日

トウダイグサ科
トウダイグサ科
ナンキンハゼ
ナンキンハゼ
ミヤコホウライタケ
ミヤコホウライタケ
-
メインコンテンツ
 
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
無料で塗り絵
ゲーム情報局
日記
コミュニティー
 
広告
SNS
チェック
このエントリーをはてなブックマークに追加


  木の実・草の実-ナンキンハゼの育て方  
2007年08月22日 そらいろネット 2007年11月24日
Copyright そらいろネット All right reserved.