ユスラウメ栽培-2008年03月13日-

[和名・種類]

ユスラウメ

[学名]

Prunus tomentosa

[英名]

Downy cherry

[名前の由来]

梅桜、山桜桃。

[分布]

中国原産

[科名]

バラ科サクラ属

[花色]

白色

[花期]

４月

[特徴・解説]

　中国原産の落葉低木です。
　高さは3m〜4mになります。側芽が３個並び、中央は葉芽、両脇が花芽になります。
　葉は長さ4cm〜7cmの倒卵形です。葉表には細い毛があり、葉裏には脈上にわずかに毛があり、単鋸歯の鋸歯があります。
　花は白色〜淡紅色で、直径1.5cm〜2cmです。
　果実は直径1cm〜1.2cmで、６月に紅色に熟します。果実の味は薄甘くて、酸味が少なく中級品。
　日本には１７世紀以前に渡来したといわれ、古くから栽培されています。各地の庭園や公園などに植えられています。

[観察・感想]

　ユスラウメの冬芽。
　サクランボの品種のひとつ、暖地はすでに開花しましたが、ユスラウメの方の開花はまだ先のようですね。ブツブツブツーっとたくさんの冬芽が出来ているので、かなりの数の花が咲いてくれそうな気がする。たくさん花が咲けばそれだけ収穫も期待できるので、今年は良いシーズンになるかもしれない。
　暖地のサクランボの花芽は少なかったんだけど。ユスラウメは花芽が多い品種なのかもしれないなー。人家の庭に植え付けてあるユスラウメを見ると、枝の下にかなりの数の果実がついているのを見かけるから。
　ユスラウメの果実の味は、うっすらと甘くて、味の薄いサクランボみたいな感じかな。サクランボほど美味ではないんだよね。

[写真撮影]

2008年03月13日