ユスラウメ栽培-2008年03月25日-

[和名・種類]

ユスラウメ

[学名]

Prunus tomentosa

[英名]

Downy cherry

[名前の由来]

梅桜、山桜桃。

[分布]

中国原産

[科名]

バラ科サクラ属

[花色]

白色

[花期]

４月

[特徴・解説]

　中国原産の落葉低木です。
　高さは3m〜4mになります。側芽が３個並び、中央は葉芽、両脇が花芽になります。
　葉は長さ4cm〜7cmの倒卵形です。葉表には細い毛があり、葉裏には脈上にわずかに毛があり、単鋸歯の鋸歯があります。
　花は白色〜淡紅色で、直径1.5cm〜2cmです。
　果実は直径1cm〜1.2cmで、６月に紅色に熟します。果実の味は薄甘くて、酸味が少なく中級品。
　日本には１７世紀以前に渡来したといわれ、古くから栽培されています。各地の庭園や公園などに植えられています。

[観察・感想]

　今年のユスラウメ、満開だよー。まだ今年で2年目なのに、こんなにたくさん開花してくれるとは、思ってもいませんでした。日当たりの悪い我が家の軒下のユスラウメですら多くの花を付けてくれたので、花が付きやすい植物なのかもしれないですね。他人の人家の庭に植えられたユスラウメを観察してみても、やっぱりたくさんの花が咲いていました。
　果実の収穫を楽しみたい人にとっては、ユスラウメはオススメかもしれません。それほど大きくならないし、大きくならなくても収穫が楽しめるし、果実の味はまあまあってところかな。花が楽しめて、果実も楽しめるというのが利点かも。
　これだけたくさんの花が咲けば、かなりの収穫が楽しめるんじゃないかなー。
　ユスラウメの花の特徴は、花の開花と同時に葉も展開するみたいです。花柄はとても短いです。枝から直接、萼が出てきている感じです。果実も枝に直接、ついているみたいだもんね。

[写真撮影]

2008年03月25日