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ユスラウメ栽培-2008年04月09日-


ユスラウメ
[和名・種類]

ユスラウメ

[学名]

Prunus tomentosa

[英名]

Downy cherry

[名前の由来]

梅桜、山桜桃。

[分布]

中国原産

[科名]

バラ科サクラ属

[花色]

白色

[花期]

4月

[特徴・解説]

 中国原産の落葉低木です。
 高さは3m〜4mになります。側芽が3個並び、中央は葉芽、両脇が花芽になります。
 葉は長さ4cm〜7cmの倒卵形です。葉表には細い毛があり、葉裏には脈上にわずかに毛があり、単鋸歯の鋸歯があります。
 花は白色〜淡紅色で、直径1.5cm〜2cmです。
 果実は直径1cm〜1.2cmで、6月に紅色に熟します。果実の味は薄甘くて、酸味が少なく中級品。
 日本には17世紀以前に渡来したといわれ、古くから栽培されています。各地の庭園や公園などに植えられています。

[観察・感想]

 ユスラウメの花後の写真です。花弁は落ちてしまいますが、そのほかの部分はちゃんと残っています。植物には花弁のない植物もたくさんあるので、植物にとって花弁はそれほど重要な物ではないのかもしれない。雄しべや雌しべを守るためにあったり、確実に受粉させるためにあったりするけど、バラ科の植物の場合はそれほど大きな役割を担っていないような気がします。だからすぐに花びらが散っちゃうのかな?
 うまく受粉しているみたいなので、花柱の先端は枯れて、根元部分がプクーっと膨らんでいきます。膨らむに従って、外側の緑色の萼と呼ばれる部分が千切れて、緑色の果実が顔を出します。果実は専門用語では子房っていうのかな?専門的な知識がないので、どんな名称で呼ばれているのか、あんまり詳しくわからないんだけど。図鑑を見ながらじゃないと、生活な名称はわかりません。
 今シーズンは花がたくさん咲いたので、収穫量も多いかもしれないです。もう少し果実が肉厚でジューシーだったら、美味しくていいんだけどなー。

[写真撮影]

2008年04月09日

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