カナリア諸島原産の多年草。日本には、明治時代に渡来しました。
草丈は30cm〜1mになり、良く分枝し、茎の下部は木質化します。原産地では木本(樹木)として扱われています。
冬から夏の間、茎上部の葉腋から花茎を出し、経約5cmの頭花を多数つけます。筒状花は黄色です。普通、舌状花は白色の一重咲きですが、八重咲き品種や、桃色、淡黄色などの品種もあります。
葉はシュンギクに似ています。互生し、灰緑色〜鮮緑色の肉質で、2回羽状に深裂し、裂片は広線形になり先端はとがります。
冬〜春には、切り花、鉢植え、花壇に利用されます。耐寒性が弱いので、温室などで管理します。最低でも5℃を保てば、露地栽培もできます。連作には向きません。挿し芽で増やすことができます。
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