[名前・種類] |
エビネ |
[学名] |
Calanthe discolor |
[英名] |
Calanthe |
[名前の由来] |
海老根。横に連なる偽球茎の形をエビに見立てたもの。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
ラン科エビネ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
4月・5月 |
[特徴・解説] |
山地、林内、竹林などに生える多年草の地上性ラン。
偽球茎は球状で、古い球茎は時に10年以上残り、連珠状になって横に連なります。直径2mm〜3mmの根を多数出します。
秋に翌年の新芽を生じ、冬までに少し生長して越冬します。
葉は2枚〜3枚が根生し、披針状長楕円形で、長さ15cm〜25cm、幅5cm〜8cmになります。質は薄く、先端は尖り、縦に5本の脈があります。この葉は冬にも残ります。
葉の間から、30cm〜40cmの花茎を出し、8個〜15個の花をつけます。花は径2cm〜3cmで、平開します。萼片は紫褐色で、側花弁と唇弁は白色、または淡紫色ですが、色の変化に富んでいます。
鉢花、庭園の花として栽培されますが、ウイルスに感染しやすく育てるのは難しいです。 |
[感想] |
今年もエビネの新芽が出てきました。花を咲かせてくれそうな感じの新芽なので、花芽なになるのかな?新芽の中心部分に花芽があって、その周辺を葉が守るように取り囲んでいます。
大きな葉が2枚出ていますが、これは去年の葉です。今年になって出てきたものではありません。エビネって、もともと葉の枚数の少ない植物みたいです。花が終わった後も生えているんですが、しおれてるみたいなくらい地味なので写真を撮ってないんですよね。あんまり変化がないし、写真を撮ってもどれがエビネなのか見分けが付かないような写真しか撮影できなくて。
もともとは鉢植えで育てていたんですが、地植えの方がいいと聞いたので、地植えにしてみました。少しずつ勢力範囲を広げているみたいで、新芽の数も増えてきました。ウイルスによる病気に弱いらしいのですが、今のところは大丈夫みたいです。とても日当たりの悪い場所なので、エビネの成長にはちょうど良い場所なのかもしれない。悲しいほど日当たりが悪いんだけど(^^;) |
[写真撮影] |
2008年04月09日 |
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