ガザニア栽培-2008年10月04日-

[和名・種類]

ガザニア

[学名]

Gazania spp.

[英名]

Treasure flower

[名前の由来]

がざにあ。学名から。
別名、クンショウギク（勲章菊）。勲章の形に似ていることから。

[分布]

アフリカ原産

[科名]

キク科クンショウギク属

[花色]

白色・黄色・橙色・桃色

[花期]

５月・６月・７月・８月・９月・１０月

[特徴・解説]

　アフリカ原産の一年草。本来は多年草で暖地では宿根草として越冬しますが、園芸品種として扱われる場合は一般的には一年草として扱われます。
　草丈は15cm〜20cmになります。地下茎で増え、茎は匍匐して広がります。
　頭状花はガーベラに良く似ていて、舌状花は15枚〜16枚です。白色以外にも、黄色、桃色、橙色など、さまざまな改良品種があります。晴れた日の日中に開花します。
　葉は根生し、細い披針形で、ときに羽状に半裂します。表は濃緑色で光沢があり、裏は軟毛があり白くなります。斑入り品種もあります。
　一般に栽培されるのは改良被種で、夏〜秋に開花します。秋蒔きで、冬は温床に入れます。

[観察・感想]

　係りの者が育てている、ガザニアの写真です。
　一部では野生化していたりすることもありますが、基本的には園芸植物です。野性化していると言っても、育てていたものが野生化したというだけで、しばらくすると枯れてしまいます。野生を獲得できるほど、丈夫ではないってことなのかなー。雑草に比べると、繁殖力が劣っているのかもしれないですね。
　園芸店で、ポット苗を購入して栽培するのが、一般的な育て方になります。種子から育てる時は、たくさんの数を育てたいとか、こだわりの品種があるって場合に限られるんじゃないかなー。
　秋にタネ蒔きする方法と、春にタネ蒔きする方法があります。秋にタネ蒔きをすると、小さな苗で越冬させないといけないので、ちょっと難しいです。でも、たくさんの花を、長期間楽しむことができます。春にタネ蒔きをするのが、簡単だと思います。
　自分の場合は、植木鉢かコンテナで栽培することになるので、ポット苗を購入します。1ポットだけ買えば、横に広がるように伸びてくれます。

[写真撮影]

2008年10月04日

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