[和名・種類] |
カスミソウ |
[学名] |
Gypsophila |
[英名] |
Baby's breath |
[名前の由来] |
霞草。花をつけた様子が、霞が漂うように見えることから。
別名、ムレナデシコ(群撫子)、コゴメナデシコ(小米撫子)。 |
[分布] |
ヨーロッパ〜アジア原産 |
[科名] |
ナデシコ科カスミソウ属 |
[花色] |
白色・赤色・淡紅色 |
[花期] |
4月・5月・6月 |
[特徴・解説] |
ヨーロッパ〜アジア原産の一年草〜宿根草。約120種の原種があり、一年草、多年草、低木などさまざまな品種があります。
茎は繊細で良く分枝し、広がるように伸び、高さ5cm〜120cmになります。
葉は対生し、線形で全縁です。開花期には少なくなります。
花は径4mm〜20mmで、枝いっぱいに、白色、赤色、ピンク色などの5弁花を多数つけます。八重咲き品種もあります。
切り花、花壇、鉢花などに利用され、通年栽培されています。日当たりのよい、弱アルカリ性の土質を好みます。品種によって、栽培適期や開花期が異なります。 |
[レポート] |
カスミソウの花の写真です。
ナデシコ科の花の見分けのポイントのひとつ、花柱の数。カスミソウの花柱の数はいくつあるんだろうって思って。観察してみたところ、意外にも花柱は2本でしたー!!
普通は3本とか、5本とか、奇数なんだけど。どうして、カスミソウの花柱は2本なのだー。こんな中途半端な数の花柱なんて、ありえるのかぁ〜?でも、どう見ても、花柱は2本。カスミソウの花柱は、2本っていうことなんだね。意外な発見だなぁー。
花の中心部分を拡大して見たら、雄しべが花びらに変化し始めていますねー。品種改良の結果みたいです。雄しべが完全に花びらに変化すれば、八重咲き品種になるんだけど。その途中段階にある品種みたいです。
花の中心部分を観察することで、こんなにもたくさんの発見があるなんてー。植物の世界って、奥が深いですねー。 |
[写真撮影] |
2008年07月02日 |
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