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チューリップ栽培-2008年11月18日-


チューリップ
[和名・種類]

チューリップ

[学名]

Tulipa gesneriana

[英名]

Tulipa, Tulip

[名前の由来]

ちゅーりっぷ。
別名、鬱金香(うこんこう、うっこんこう)。

[分布]

中央アジア〜地中海沿岸地方原産説が有力

[科名]

ユリ科チューリップ属

[花色]

赤色・黄色・白色・ピンク色・オレンジ色・紫色など

[花期]

4月

[特徴・解説]

 中央アジア〜地中海沿岸地方原産の球根植物。
 赤褐色の膜質の皮を被った鱗茎を持ち、春に広披針形の葉を2枚〜3枚出します。
 花茎を伸ばし、その先端に美しい大形の花を上向きに1個つけます。花は内外の花被片を各3枚持ち、雄しべは6個、柱頭は3裂します。
 正確な原産地は不明ですが、トルコで栽培されていたものが16世紀にヨーロッパに渡り、オランダを中心に品種改良が行われました。現在では多数の園芸品種が生まれています。日本国内では、新潟県、富山県を中心とした日本海沿岸で球根栽培が盛んです。
 植え付けは9月下旬〜10月頃に行い、砂質土壌が適しています。花の後、葉が黄変したころに球根を堀り上げて陰干しします。
 花壇や切り花用に向くダーウィン系は花茎が約60cmになる高性で、4月頃に咲きます。早咲き系は一重咲きと八重咲きがあり、矮性で鉢植えに向きます。ダーウィン系と早咲き系の2系の交配によって生まれたトライアンフ系は両者の中間性です。晩成種としてはコテージ系、ユリ咲き系などがあります。花被片に切れ込みがあって平開するパロット系はダーウィン系の変種です。

[観察・感想]

 チューリップの発芽の写真です。
 球根を植え付けて、芽が出てきたチューリップです。チューリップの球根は、いかにも球根らしい形をしています。タマネギ形っていうのかな?初めて育てた植物がチューリップだったっていう人も、多いんじゃないかなーって思います。
 かなり育てやすい植物で、大きくてズッシリとした球根を購入すれば、ほぼ間違いなく花を楽しむことができます。小さな球根だと、花が咲かないこともあるので、大きくて重いものを選ぶのがポイントになります。チューリップの花が咲くかどうかは、球根で決まるので、球根選びがチューリップ栽培で一番重要です。
 チューリップって、日本の気候にはあまり合わないみたいで・・・。栽培を続けていても、球根を大きくしたり、球根を増やしたりっていうのは、難しいようです。翌年には、芽は出てくるけど、花は咲かないってことが多いようです。
 あまり知られていないのですが、チューリップの球根は水栽培も可能です。

[写真撮影]

2008年11月18日

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