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チューリップ栽培-2009年03月21日-


チューリップ
[和名・種類]

チューリップ

[学名]

Tulipa gesneriana

[英名]

Tulipa, Tulip

[名前の由来]

ちゅーりっぷ。
別名、鬱金香(うこんこう、うっこんこう)。

[分布]

中央アジア〜地中海沿岸地方原産説が有力

[科名]

ユリ科チューリップ属

[花色]

赤色・黄色・白色・ピンク色・オレンジ色・紫色など

[花期]

4月

[特徴・解説]

 中央アジア〜地中海沿岸地方原産の球根植物。
 赤褐色の膜質の皮を被った鱗茎を持ち、春に広披針形の葉を2枚〜3枚出します。
 花茎を伸ばし、その先端に美しい大形の花を上向きに1個つけます。花は内外の花被片を各3枚持ち、雄しべは6個、柱頭は3裂します。
 正確な原産地は不明ですが、トルコで栽培されていたものが16世紀にヨーロッパに渡り、オランダを中心に品種改良が行われました。現在では多数の園芸品種が生まれています。日本国内では、新潟県、富山県を中心とした日本海沿岸で球根栽培が盛んです。
 植え付けは9月下旬〜10月頃に行い、砂質土壌が適しています。花の後、葉が黄変したころに球根を堀り上げて陰干しします。
 花壇や切り花用に向くダーウィン系は花茎が約60cmになる高性で、4月頃に咲きます。早咲き系は一重咲きと八重咲きがあり、矮性で鉢植えに向きます。ダーウィン系と早咲き系の2系の交配によって生まれたトライアンフ系は両者の中間性です。晩成種としてはコテージ系、ユリ咲き系などがあります。花被片に切れ込みがあって平開するパロット系はダーウィン系の変種です。

[観察・感想]

 チューリップのつぼみの写真です。
 順調に成長しています。チューリップは、特別な知識もいらず、管理の手間もかけずに、花を楽しむことができます。球根の中に成長に必要な栄養分が蓄えられているので、誰もが楽しむことのできる植物です。
 あまり肥料を必要としないのですが、植木鉢で育てる場合は肥料を上げた方が良いでしょう。どんな植物でも、植木鉢で育てる場合は肥料が必要になってきます。植木鉢だと、土の栄養分がほとんど流れ出てしまうので、補充が必要になります。
 花を楽しむためには、育て方よりも、球根選びの方が重要になってくるんじゃないかなーと思います。小さくてもずっしりと重たいものとか、形の良いものを選べば、問題ないでしょう。パックに入れられた商品なら、粗悪品の球根は少ないですが、売れ残りの中には良くない球根が混ざっていることもあります。

[写真撮影]

2009年03月21日

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2009年03月10日 そらいろネット
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