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治療は一生涯 |
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1型糖尿病、2型糖尿病に関わらず、治療は生涯続ける必要があります。
子供にとっての生涯に影響を与えるので、血糖値を良好な範囲に保ち、糖尿病の合併症を予防することが、大切になります。
安易な民間療法に惑わされずに、必ず専門医に受診し、指導を受けましょう。 |
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間違った治療法は死の危険も |
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1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)は、インスリン注射が生涯必要です。
誤った治療法や民間療法によっては、成長や発育に障害が生じたり、時には死にいたる危険もありますので注意してください。 |
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血糖値のコントロールは大人よりも難しい |
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一般的に子供の糖尿病は、大人の糖尿病に比べて、血糖値が変動しやすく、血糖値を下げることも困難な場合が多いです。 |
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大人よりもきめ細かい対応を |
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子供の成長期と重なるため食事療法が難しく、集団生活に慣れていないことや、自我が確立されていないことなどによって社会的なトラブルが発生しやすく、治療を長期にわたって続けることが困難な場合が多いです。
大人以上に、多様で、きめ細かい対応が必要になります。 |
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食事療法は成長を把握しながら |
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子供の適切な食事量は年齢x100+1000キロカロリーとされています。肥満児では、この20%〜40%減が望ましいとされています。
食事療法は子供の成長、発育に応じて、適宜変更していきます。 |
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運動療法は簡単 |
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子供にとって食事療法は苦痛を感じますが、運動療法は自然で楽な方法です。
屋外で、のびのびと遊んでいればよいとされています。
インスリン注射を受けている子供は、激しい運動では低血糖になることがあるので注意してください。 |