植物の葉の裏などに、ごく普通に生息するアブラムシの仲間。
体長は約1.6mmになります。体表は光沢があります。角状管はやや長く、先端のみ黒色になります。
寄主植物はアブラナ科(キャベツ、ダイコン、ハクサイ、キャベツ)、ナス科(ナス、ジャガイモ)、バラ科(モモ、ウメ)、ウリ科(キュウリ)など約100種類に及びます。葉裏に集団で寄生し、ときに成長部の茎や花にも寄生します。寄生された植物の葉はしおれ始め、脱皮殻が葉上や土表面に白く散らばります。すす病の原因にもなります。
単性生殖によって増殖します。寄生密度が過密になり分散が必要になると、有翅胎生雌虫が発生します。
越冬携帯は卵です。暖地では無翅胎生虫で越冬することもあります。 |