小さな昆虫、イタドリハムシ。体長は1cmくらいで小さいけれど、大食漢なんですよー。イタドリ、ギシギシ、スイバなどの葉を食べまくってしまい、葉っぱは虫食い状態になってしまいます。まあ、イタドリもギシギシもスイバも、雑草だから食害されても問題ないんだけどね。雑草ではありますが、いちよは食べることもできる植物だったりします。
タデ科の植物の中でも、イタドリ、ギシギシ、スイバの仲間は、昆虫の食害に遭うことが多い植物なんですよ。もしかしたら、タデ科特有の苦みや渋みなどが少ない食べやすい植物なのかもしれないです。人間でも食べることができる植物だから、昆虫にとっては美味しいのかもしれないですね。イタドリハムシ以外にも、いろいろな昆虫が食べているみたいです。
イタドリハムシはちょっとテントウムシに似ていますが、テントウムシと違ってアブラムシを食べてくれません。食べる植物はある程度決まっているので家庭菜園で被害に遭うことは少ないかと思いますが、園芸家にとってハムシの仲間はあまり歓迎できる昆虫ではないんですよねー。 |