ホシハラビロヘリカメムシの成虫の写真です。
マメ科の植物、クズの茎から汁を吸っていることが多いカメムシです。でもなぜか、発見したのはシダ植物の葉の上でした。たまには例外もあるよね。
マメ科のクズは、さまざまな昆虫が集まる植物ですね。カメムシの仲間でも、何種類かはクズが大好物のようです。クズは、真夏になると、山全体を覆い尽くすほどに繁殖することもある植物です。以前はツルは籠細工などに活用され、根はくず粉を作ったりしましたが、現在では放置されるようになってしまったため、物凄い繁殖力で広がっています。葛湯も、クズの根からとったくず粉で作られています。ってことは、人間もカメムシも、同じ物を口にしているということなのか・・・
ホシハラビロヘリカメムシは、名前にホシという言葉が付くように、背中に一対の黒い点があります。写真を撮ったホシハラビロヘリカメムシは、羽根が汚れているみたいで、黒い点が少し多いんだけど。
それにしても、カメムシの仲間は名前が長すぎて困るよー。ホームページのフォーマットが崩れてしまうほど名前が長いです(T_T) |