草原、空き地などに生息するカメムシ。
体長は12mm〜13mmになります。体色は色彩の変化が多いです。通常は黄褐色〜赤褐色で、細毛におおわれ、黒色の点刻を散布します。触覚の第1節、以下各節の基部は黄色で、ほかは黒色で、長さは10mm〜14mmです。頭部正中部は淡色で、前胸背の前側縁は黄褐色です。小楯板の先端は黄褐色です。半翅鞘は腹端をこえ、淡褐色です。結合板には黒紋があります。
幼虫は、成虫に似た姿をしています。
越冬形態は成虫で、単独で越冬します。
食べ物はマメ科、キク科などの植物の汁を吸います。ダイズ、ゴボウ、ゴマ、イネなどの害虫としても知られています。
生活型は、卵→幼虫→成虫の、不完全変態(小変態)を行います。地域によって、年1回〜3回、発生します。
ヤドリバエ科のアカヒョウタンハリバエに寄生されます。
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