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キマダラカミキリの成虫

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キマダラカミキリ

[和名・種類]

キマダラカミキリ

[学名]

Aeolesthes chrysothrix

[英名]

-

[名前の由来]

黄斑天牛、黄斑髪切。
別名、キマダラミヤマカミキリ、キマダラヤマカミキリ。

[分布]

本州〜九州

[科名]

甲虫目カミキリムシ科

[体色]

赤褐色

[時期]

6月・7月・8月

[特徴・生態]

 樹林内に生息するカミキリムシの仲間。
 体長は22mm〜35mmになります。体色は赤褐色で、金黄色のビロード状の毛で覆われ、特に体の背面では横に寝た微毛の方向が異なるため光線の具合によってビロード様の模様を表します。前胸背は両側中央に円錐状の突起を持ち、背面には不規則な大きなシワが寄ります。翅端は斜めに切断され、会合角には長いトゲがあります。
 幼虫はイモムシ形をしています。
 越冬形態は幼虫ですが、成虫で越冬するものもいます。
 幼虫はブナ科のクリやクヌギなどの枯れ木ををエサにします。成虫は夜行性で、樹液を食べ、花粉や蜜を食べることもあります。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。卵は、朽ち木などに産卵します。
 夜行性で、燈火に飛来します。日中は樹上や落ち葉の下などに隠れ、夜間に樹液を求めて活動します。

[感想]

 キマダラカミキリの成虫の写真です。
 意外と大きなカミキリムシを発見。触覚がとても長いのが、印象的なカミキリムシでした。でも、自分が良く見かけるカミキリムシとは種類がちょっと違うみたい。図鑑で調べてみたところ、キマダラカミキリと判明しました。キマダラミヤマカミキリとか、キマダラヤマカミキリと呼ばれたりすることもあって、図鑑によってマチマチでした。
 キマダラカミキリは夜行性のカミキリムシです。でも、昼間でも見かけることのできるカミキリムシです。夜行性といっても、完全な夜型生活を送っているわけではなく、夜間の方が活発に活動するっていう感じなのかもしれません。夜間に昆虫を見付けるのは難しいからなー。昆虫を探すために、外灯の下などに行けばいいのかもしれないけど、そこまで昆虫に興味があるわけじゃないし。外灯の下に行くと、蛾が顔に向かって飛んできたりすることもあって、気持ち悪いし。
 触覚が長いのは、夜間でも活動できるためなのかな?それとも、メスを見付けられるようにってことなのかな?
 カミキリムシは長い触覚を持っているせいなのか、眼が丸くないんですよね。バナナみたいな、出来損ないのナスみたいな、湾曲した形をしています。こんな形の眼をしてて、ちゃんと見えてるのかなー?見づらいような気がします。

[写真撮影]

2008年06月19日

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