山地などの野外にいる普通に生息する、日本在来のミツバチの仲間。
体長は、通常の働きバチは約13mm、雄バチは約13mm、女王バチは13mm〜17mmになります。全体に黒褐色を帯び、褐色の長軟毛が多く生えます。腹部はほとんど黄褐色のものから黒褐色のものまであります。
幼虫は、うじ虫形をしています。
越冬形態は、成虫です。
食べ物は、花粉や、花の蜜を食べます。
生活型は、卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。
木の穴、土中に、パルプ性の巣を作ります。天敵のスズメバチに襲われると、多数の働きバチが1匹のスズメバチをだんご状になって包み込み、それぞれが体温を上げて蒸し殺してしまいます。性質は大人しいのですが、飼育はやや難しいです。セイヨウミツバチが導入されるまで、採蜜に使われていました。セイヨウミツバチと比較すると全体に黒色で、後翅翅脈が異なります。 |