草地、低山地の林などに普通に生息する、オオヨコバイの仲間。
体長は翅端まで含めて、約13mmになります。頭部は前胸より狭く、頭頂には顕著な楕円形の黒紋があります。複眼と単眼は黒色で、単眼は頭頂の基部寄りにあります。前胸背には、黒色の3円紋があり、三角形に配列されています。
幼虫は、成虫に似た姿をしています。
越冬形態は、成虫です。
食べ物は、チャ、クワ、ブドウなどの樹木の道管液を吸います。1日の85%を植物の汁を吸ってすごしているといわれています。5月ごろには、アジサイなどに群れて止まり、糖分を含んだ排泄物を雨のように落とすこともあります。果樹などを害することもあります。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。
灯火に飛んでくることもあります。一回り小さいツマグロヨコバイは、イネの害虫として有名です。
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