川や水路などの淡水にもっとも普通に生息する淡水貝。ある程度の流れがあり、綺麗な水域を好みます。
殻高は約3cm、殻径は約1cmになります。円錐形で、完全な個体では螺層は10階をこえますが、普通は殻頂部が欠けて3階〜4階になります。表面は青白色で、ときに2本〜3本の黄褐色帯があります。黄褐色の殻皮でおおわれていますが、汚れて黒くなっています。外唇は張り出しています。
ふたは卵形で、少旋型です。
落ち葉や藻などを食べます。雌雄同体で卵胎生のため、産卵はせず微小な仔貝を300個〜400個、直接産み落とします。
ゲンジボタルやヘイケボタルの幼虫のエサとなり、ホタルの出る場所に多く生息しています。地域によっては食用とすることもあります。肺吸虫症、横川吸虫症等の第一中間宿主となりますが、人間に直接感染はしません。
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