メダカラガイ

[和名・種類]

メダカラガイ

[学名]

Purpuradusta gracilis japonica

[英名]

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[名前の由来]

目宝貝。背中にある大きな褐色斑を眼にたとえたもの。
別名、メダカラ、ネコメガイ（猫目貝）、ネコマ。

[分布]

房総半島以南、インド太平洋

[科名]

巻貝綱（腹足綱 ）ニナ目（中腹足目）タカラガイ科

[特徴・解説]

　潮間帯の岩礁に生息するタカラガイ。
　殻高は約2cm、殻幅は約1.2cm、背腹径は約1cmの卵円筒形になります。背面は丸くふくらみ、むらのある灰色がかった紫褐色で、中央付近に形や大きさの違う褐色の斑紋があります。左右両側部に黒褐色の小さな斑紋がちらばっています。腹面は多少平らで青白色、内外唇には20内外の歯があります。
　軟体は赤味がかった橙色をしています。外套膜突起は短いです。
　雌は卵嚢の上に乗って保護します。

[観察・感想]

　これで何枚目の写真になるんだろう、打ち上げられたメダカラガイの写真です。
　人気のある貝殻、タカラガイ。その中でも、一番良く見かけることができるのがメダカラガイです。個体数が多い種類なので、タカラガイの仲間では、どこに行っても一番良く見かけられる種類だと思います。貝殻が丈夫で割れにくいので、たくさん打ち上げられてる理由の一つだと思います。
　貝殻はたくさん落ちているけど、生体は見たことがありません。たぶん、探したことがないからだと思うんだけど(^^;)。岩礁の潮溜まりの中を探せば、生体が見付けられるみたいです。いつもカメラを持って海に行くので、海水には触らないようにしているんですよー。金属に塩分は禁物だし、精密機器に水分は禁物だから、海水で濡れた手でデジカメを触ると壊れちゃいそうな気がするから。
　すでにたくさんの写真を掲載していますが、綺麗な写真が撮れたので掲載しました。海水に濡れたメダカラガイは、艶があってピカピカしていて綺麗です。

[写真撮影]

2009年03月17日