[名前・種類] |
オキナワスズメウリ |
[学名] |
Diplocyclos palmatus |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
沖縄雀瓜。沖縄に生えるスズメウリのこと。
別名、ヤマゴーヤー。 |
[分布] |
トカラ列島以南 |
[科名] |
ウリ科オキナワスズメウリ属 |
[花色] |
黄緑色(果実:緑色に掲載) |
[花期] |
6月・7月・8月・9月(原産地では通年) |
[特徴・解説] |
日当りの良い林縁などに生える つる性の一年草。
茎は他物に絡まりながら伸び、長さ約6mになります。
葉のわきから散形花序を出し、数個の花を出咲かせます。雌雄同株ですが、雄花と雌花があります。花冠は白色〜淡黄緑色です。
葉は互生し、心形で、長さ、幅共に約10cmになります。掌状に3裂〜7裂し、先は鋭く尖り、縁には鋸歯があります。質はやわらかく、表面はざらつきます。
果実は球形の液果で、直径は15mm〜25mmになります。赤橙色に熟し、白い縦縞が入ります。
果実は活け花の材料などに使用されます。観賞用に栽培されることもあります。 |
[感想] |
縞模様入りのカラスウリなんてめずらしいなーなんて思いながら、写真を撮っていました。でもどう考えても、カラスウリじゃないですよねー。この植物の正体は一体?
園芸品種だろうなーと思って園芸の本を調べてみたんだけど、乗ってない・・・。ウリ科の植物だよなーと思いながら、色々な図鑑を調べてみたら、やっと発見したー。その名は「オキナワスズメウリ」でしたー。なぜ沖縄のものが、三浦半島に?当然ではありますが、誰かが育てたオキナワスズメウリです。自生しているわけではありません。
現地では通年、花を咲かせているそうですが、寒暖の差があるためか、三浦半島ではすでに枯れていました。果実だけが残っていました。同じ場所を何度も通っているんですが、今までまったく気が付きませんでしたねー。葉が枯れて果実が見えるようになって、初めて気が付きました。
なかなか綺麗な果実だよね。花の写真も撮りたかったなぁー。 |
[写真撮影] |
2008年01月08日 |
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