[名前・種類] |
ナズナ |
[学名] |
Capsella bursa-pastoris |
[英名] |
Shepherd's purse |
[名前の由来] |
薺、撫菜。愛づる菜の意味の撫菜から来たという説など諸説あります。
別名、ペンペングサ。果実の形が三味線のバチに似ているため。 |
[分布] |
北海道〜沖縄 |
[科名] |
アブラナ科ナズナ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月 |
[特徴・解説] |
道端や田畑などに生える越年草。有史以前に大陸から渡来したと考えられています。
茎は高さ10cm〜50cmになります。
茎頂に総状花序を出し、経約3mmの白色で4弁の十字状花を多数つけます。
根生葉は放射状に出し、羽状深裂し、裂片は細長くなります。上部の葉は線状披針形で、基部は茎を抱きます。
果実は倒三角形の短角果です。頭部は少し凹み、長さ6mm〜7mm、幅5mm〜6mmです。
春の七草のひとつで、平安時代には七草粥に入れて食べられていました。また薬用にも利用されています。 |
[感想] |
子供のころはペンペングサと呼んで良く遊びました。下の方で折ってきて、指先でクルクルと回すと、果実同士が当たってペンペンと音を立てて楽しんだものです。音の出る三角形の部分は、葉ではなく、果実だって知っていましたか?
ハイキングコースに行く途中に群生していたところをパチリ。これだけたくさん生えていると綺麗ですね。左側に映っているのは無人八百屋さんです。この日は残念ながら何も売っていませんでした。のどかな風景です。 |
[写真撮影] |
2004年03月28日 |
[関連ページ] |
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