[名前] |
ヒメカンスゲ |
[学名] |
Carex conica |
[名前の由来] |
姫寒菅。カンスゲに似ていて、小さいことから。 |
[分布] |
北海道西部以南〜九州 |
[科名] |
カヤツリグサ科スゲ属 |
[花色] |
黄色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月 |
[特徴] |
やや乾燥した山野の林内に生える常緑の多年草。
高さは20cm〜50cmになります。根茎から多数の葉を叢生(そうせい)し、しばしば匍匐茎を出します。
葉は暗緑色の革質で、扁平でかたく、幅は2mm〜4mmで、光沢はありません。根元の葉は葉身が退化し、暗褐色の葉鞘だけになります。
小穂は3個〜5個がまばらにつき、直立します。基部は紫褐色の鞘になります。頂小穂(ちょうしょうすい)は、雄性で暗褐色、長さは1.5cm〜2.5cmになります。側小穂は雌性で2個〜4個です。
果胞は黄緑色で、長さ約3mmの倒卵状楕円形です。先端は短いクチバシ状になります。柱頭は3個です。 |
[感想] |
林内で撮影した写真なので、薄暗くてブレてしまいました。ブレがわからないように縮小した結果、この写真となりました。手ブレ補正機能は付いていますが、薄暗いところでの撮影は難しいですね。風が吹けば植物が揺れるし、自分はいつも震えているし(^^ゞ。ブレないよに力めば力むほどブレる。
冬に雑木林の中に入ると、林道沿いに生えていることが多いですね。写真を撮る機会は多いんだけど、ちゃんとした写真が撮れることは少ないです(T_T)。名前の通りなんだけど、冬でも青々と茂っているのでこの季節には目立つ植物ですねー。
カンスゲの仲間は正確な見分けは難しいです。 |
[撮影日] |
2007年03月11日 |
[関連ページ] |
身近な植物図鑑:カンスゲの花(2004年03月xx日)
身近な植物図鑑:カンスゲの花(2005年10月xx日) |
|
|