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 ヒメリンゴ
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ヒメリンゴ

[和名・種類] ヒメリンゴ
[学名] Malus prunifolia
Malus x cerasifera
[英名] Plum leaf crabapple
[名前の由来] 姫林檎。小さなリンゴのこと。
[分布] 不明
[科名] バラ科リンゴ属
[花色] 白色(つぼみ:赤色に掲載)
[花期] 5月6月
[特徴・解説]  落葉小高木です。
 葉身は長さ6cm〜10cmの楕円形〜広楕円形で、表面にはしわがあり、始めは両面とも有毛です。
 花は直径3.5cm〜5cmになります。はじめは淡紅色ですが、満開になると白色に変化します。
 果実は直径2cm〜2.5cmの球形のナシ状果です。頂部には萼片が残ります。10月〜11月頃、濃紅紫色〜暗紫紅色に熟します。
 庭木、公園樹、鉢植え、盆栽などに利用されます。果実は食用になります。
 中国原産のイヌリンゴと同種とする説、北海道に分布するエゾノコリンゴとイヌリンゴの雑種とする説などがあります。
[感想]  ヒメリンゴのつぼみの写真です。つぼみの状態だと、だいぶピンク色が濃いですね。花が開くと白くなるのが、不思議なところです。こんなにピンク色なのに、どうして白く変化するんだろう。色素が何か変化するのかな?
 ヒメリンゴの起源は、詳しいことはわかっていない植物だったりします。いくつもの説がありますが、有力なのは中国原産のイヌリンゴ原種説です。もうひとつ有力なのが、イヌリンゴと北海道に自生するエゾノコリンゴの交雑種とする説です。日本でのヒメリンゴの扱われ方は、園芸品種や栽培品種といった位置付けなので、起源について詳しい研究とかもされていないみたいです。園芸品種として新しく開発され、まったく異なる交配品種もあったりするみたい。専門家にとっては、研究するに値しないといったところでしょうか。
 ヒメリンゴは盆栽として育てられることも多いです。小さな鉢植えに、たくさんの果実を付けた盆栽を見ることが多いのでは?あんなにたくさんの果実は、どういう育て方で小さな盆栽に実るのか、不思議でなりません。
[写真撮影] 2008年04月13日
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