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 ナガミヒナゲシ
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ナガミヒナゲシ

[和名・種類] ナガミヒナゲシ
[学名] Papaveraceae dubium
[英名] Hall crabapple
[名前の由来] 長実雛罌粟。果実が細長いヒナゲシのこと。
[分布] ヨーロッパ原産
[科名] ケシ科ケシ属
[花色] 橙紅色(つぼみ:緑色に掲載)
[花期] 4月5月
[特徴・解説]  野原、荒れ地、河原などに生えるヨーロッパ原産の一年草。
 茎は高さ20cm〜60cmになります。下半部には開出毛が多く、上半部には伏毛が多く生えています。茎を切ると黄色い液体が出ます。
 葉は1回〜2回羽状に深裂し、両面とも毛が多く生えます。
 花は長い花柄の先につき、橙紅色〜紅色で、直径3cm〜6cmの4弁花ですがまれに変異があります。雄しべは黒色を帯び、子房は円筒形です。花柱はなく、柱頭が放射状に伸びて傘の骨のように見えます。
 果実は長楕円形のさく果で、長さ2cm〜3cmになります。芥子坊主と呼ばれる果実の中に、辛子粒大の種子が1000個〜2000個、入っています。
 1691年、東京都世田谷区で発見されて以降、温暖な都市部を中心に広く繁殖しています。アヘンの原料になるアルカロイドは含んでいないため、栽培は問題ありません。
[感想]  ナガミヒナゲシのつぼみの写真です。つぼみの姿は、ちょっと気持ちが悪い・・・
 ポピーやナガミヒナゲシのつぼみは、なぜかわかりませんがモジャモジャとした毛で覆われています。毛が長いし、つぼみも大きいので、少し気持ちが悪いんです。花は綺麗なんですが、つぼみの姿を見てしまうと、ポピーとかを育てようという気持ちにはならないんですよね。
 ナガミヒナゲシのつぼみの形は、オオオナモミの果実に似ているかもしれない。
 ケシ科の植物で、ケシといえば・・・。アヘンやモルヒネを思い浮かべてしまい、ワクワクしてしまいます。ワクワクするのは、私だけ?でも残念ながら、アヘンとなる成分は含まれていないんですよねー。日本国内では法律で厳しく定められているので、アヘン製造のためのケシ栽培は禁止されています。花はとっても綺麗なんですけどね、アヘン製造の意思がなくても育てちゃダメなんだよね。
[写真撮影] 2008年04月24日
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