[特徴・解説] |
野原、公園、道花などに生える、南アメリカ原産の越年草の帰化植物。昭和40年代に日本に移入され、関東地方以西に分布しています。
地面に這うように広がり、花期には茎を直立させ高さ15cm〜30cmになります。茎は太く綿毛で覆われ、白色です。踏みつけにも強いです。冬はロゼット状になります。
茎上部の葉腋から小さな頭花が集まってつきます。頭花は淡褐色、総苞片は緑色で、直径約4mmになります。
根生葉はへら状の長楕円形で、表面は光沢のある緑色、裏面は綿毛によりチチコグサより白く見えます。縁は波打ちます。
種子はそう果で、冠毛があり、風によって伝播します。 |