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 ウラジロチチコグサ
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ウラジロチチコグサ

[和名・種類] ウラジロチチコグサ
[学名] Gnaphalium spicatum
[英名] Spiked cudweed
[名前の由来] 裏白父子草。葉の裏面が白いチチコグサのこと。
[分布] 南アメリカ原産
[科名] キク科ハハコグサ属
[花色] 淡褐色
[花期] 5月6月7月8月
[特徴・解説]  野原、公園、道花などに生える、南アメリカ原産の越年草の帰化植物。昭和40年代に日本に移入され、関東地方以西に分布しています。
 地面に這うように広がり、花期には茎を直立させ高さ15cm〜30cmになります。茎は太く綿毛で覆われ、白色です。踏みつけにも強いです。冬はロゼット状になります。
 茎上部の葉腋から小さな頭花が集まってつきます。頭花は淡褐色、総苞片は緑色で、直径約4mmになります。
 根生葉はへら状の長楕円形で、表面は光沢のある緑色、裏面は綿毛によりチチコグサより白く見えます。縁は波打ちます。
 種子はそう果で、冠毛があり、風によって伝播します。
[レポート]  ウラジロチチコグサの花の写真です。
 チチコグサモドキの写真を撮影したつもりでいたんですが。チチコグサモドキの特徴とは、やや異なるような印象を受けました。葉の色、花の付き方が、異なる印象で。生育条件の違いによるものかなーとも思ったんですが、それにしては変化が大きいなーと違和感を覚えまして。
 そこで詳しく調べてみたところ、チチコグサモドキではなく、ウラジロチチコグサであることが判明しました。葉の色が異なるんですよ。チチコグサモドキなどでは、葉の表面に毛が密生していて白っぽく見えるのですが。ウラジロチチコグサでは、葉の表面には艶がある緑色をしていました。植物全体を見た印象でも、力強い印象を受けます。
 あまり植物図鑑にも掲載されていない植物かもしれないですねー。
[写真撮影] 2008年05月22日
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