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 ハマウド
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ハマウド

[和名・種類] ハマウド
[学名] Angelica japonica
[英名] -
[名前の由来] 浜独活。海岸に生えるウドという意味。別名、オニウド。
[分布] 関東地方以西の本州〜沖縄
[科名] セリ科属
[花色] 白色
[花期] 4月5月6月
[特徴・解説]  海岸に生える大型の多年草。
 茎は直立し、上部で分枝し、太くて暗紫色の線が多く、高さは1〜2mになります。
 枝先から大型の複散形花序を出し、白色の小さな花を密につけます。花柄の基部につく総苞片、小花柄の基部の小総苞片は、いずれも細長いです。花弁は5個あり、内側へ曲がります。雄しべは、はじめ内側に巻いていますが、葯が成熟すると開出します。子房のように見えるのが花柱の下部が膨らんだ柱下体と呼ばれる部分です。子房は花弁の下にあります。
 葉は大型で、1回〜2回3出羽状複葉です。葉柄の基部は膨らんで、鞘状になります。小葉は鋸歯のある卵状楕円形で、葉質は厚く、強い光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
 果実は扁平な広楕円形です。ふちに翼のある2分果からなります。分果は長楕円形で、両側の隆起線が広く翼状に張り出して軍配のように見えます。
[レポート]  食用のアシタバの仲間ですね。最近は、健康食品として注目を浴びているようです。アシタバは伊豆七島に多いようです。
 子供のころから、海岸に行くとでっかい木のような、草のような、不思議な植物が生えているなーって思っていました。あまりにも大きいので、ちょっと気味の悪い印象がありました。
[写真撮影] 2005年05月--日
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