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 スエヒロタケ
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スエヒロタケ

[和名・種類] スエヒロタケ
[学名] Schizophyllum commune
[英名] Split gill
[名前の由来] 末広茸。
[分布] 南極大陸を除く世界各地
[科名] スエヒロタケ科スエヒロタケ属
[花色] 白色灰褐色
[花期] 3月4月5月6月7月8月9月10月
[特徴・解説]  広葉樹林や針葉樹林の枯れ木、切り株、用材などにきわめて普通に発生する小型の木材腐朽菌。多数の小型の個体が重生します。
 傘の横、または背面の一部で基部に付着します。傘は扇形〜円形で、革質、縁は掌状に裂けます。表面は白色〜灰褐色でやや紫色を帯び、粗毛に覆われます。ひだは偽ひだで、白色〜帯紫褐色で、縁は縦に裂け、2枚が重なるように見えます。胞子紋は白色です。
 柄はなく、側生します。
 肉質は柔軟にしてで、乾燥すると縮んでしまいますが、雨に濡れると元に戻ります。食用には向きません。肺に入ってアレルギー性気管支肺アスペルギルス症と同じスエヒロタケ感染症の原因になるという報告もあります。女優の栗原アヤ子さんが罹患したそうです。
[レポート]  キノコの仲間のスエヒロタケです。
 倒木の上に、群がるようにたくさんのキノコが生えていました。ここまでたくさんのキノコが生えていると、ちょっと気持ちが悪いです。
 自分では毒キノコなのか、毒がないキノコなのか判断がつかないので、キノコを見付けても持ち帰ったりすることはないし、その場で食べたりするようなこともありません。後で調べてみたら、スエヒロタケ感染症なる肺の病気があるらしい。胞子を吸い込むと、肺に寄生してしまうとか・・・。今のところ、日本では7例ほど報告されていますが、その中の1人が女優の栗原アヤ子さんだそうです。
 自分も、キノコの写真撮影には気を付けなくては。でもさ、キノコって、探しても、探しても、なかなか見付からないんだよねー。植物の写真を撮影しに行くとき、キノコも一緒に探すんだけど。なかなか見つからないんだよね。
[写真撮影] 2008年05月13日
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